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執着に映し出される感情も一緒に解放すること。

2021/12/3 読書記録no.62『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して、「幸せ」になる本』

先日、こちらの本を読み終わりました。読み始めたのは1ヶ月くらい前で、ずっと手につけていなかったのですが、あと少しというところで止まっていたので、一気に読みました。

この本は、「執着」に焦点を当てて本文が書かれていますが、私はあまり何かに執着したり、そういうのは無いタイプだと思っています。共感した!という部分は少なかったと思いますが、「何かを手放す」ということについては丁度考えていたので、ここに残しておこうと思います。


本について

「元カレを断ち切れない」「あの一言を今も忘れられず、恨んでいる」「昔の夢を捨てきれない」……。本当は私、どうしたかったんだっけ? あなたを困らせる≪執着≫の正体を解明し、その≪執着≫を手放す方法を、大人気カウンセラーがやさしく丁寧に教える。

モノも気持ちもためこまない!大人気カウンセラーの「心の癖」を直すレッスン。恋愛・夫婦関係・仕事で使える手放しワーク!どんな悩みにも効果抜群!

著者について

根本/裕幸 

1972年、静岡県生まれ。1997年より神戸メンタルサービス代表・平準司氏に師事。2000年、プロカウンセラーとしてデビュー。以来、20,000本以上のセッションと、年間100本以上のセミナーを行う。夫婦や男女、職場の人間関係の悩みを得意とする。カウンセラーとしてだけでなく、作家、講演家としても活動している
約15年、心理カウンセラーとして従事し、05年にフリーへ転身。わかりやすさと軽妙な語り口、ユニークな視点の分析力で、つねに予約は3カ月待ち。夫婦や男女、職場の人間関係の悩みを得意とし、著書も多数あり。


印象的な言葉

p75 人やものへの執着を解放しつつ、執着に映し出される感情も一緒に解放すること。

人やものだけではなく、それに関する感情も一緒に手放すことで、やっと執着から離れることができる。感情ごと手放す。これは、私にも当てはまることだと思いました。

p96 過去は過去。今は今。過去を甘酸っぱく思い返せるなら、手放しは成功。

割り切って考えられるようになる。今は過去の延長線上にあるので物理的には難しいことですが、この本の中では「過去をカプセルの中に入れておく」と書かれてありました。たまに見てもいいけど、蓋を開けず外から眺めるだけ。甘酸っぱく感じられるようになった過去、そういう風に思える日が来たら、手放しに成功したということみたいです。

p174 その人と出会い、ともに生きたことで、あなたが学んだもの、成長したところはどんなことでしょう。

人を手放す時、考えるようです。自分に問いかける。その人と出会って、私は何が変わったのか。この問いかけは、私も実践したいと思いました。

p183 あなたはもう自由です。どこに行くこともできます。ここにとどまることもできるし、どこかに行くことができます。私はその選択を支持します。あなたはもう自由です。

手を離す時、その人に向かって話しかけること。あなたは自由。どこへでも行ける。私は人に執着したことはないのであまりイメージできませんが…結婚とかしたら分かるのかしら。笑


まとめ

人やものに執着するタイプではないですが、今新しい仕事が始まろうとしていて、手元を整理する必要があるなと感じています。

両手に持てる量だけ、持つ。持てなくなったら、一つずつ手放していく。

これまでの人生の中でも、私はいろんなことを手放してきました。その時の自分にとって必要なもの、不必要になったもの、それをちゃんと考えながら選択をすること。

これから私が手放すものは、一年くらいお世話になった仕事。今年度で手放して、新しい仕事に一生懸命になりたいと思っています。新しい仕事は、やっとできるようになった仕事。夢だった仕事に就くことができて、やっとやっとスタートラインに立てます。だから、一生懸命にやりたい。全力でやりたい。だから、私は手放します。

この本には、自分軸を持つワークや、自己肯定感を高めるワークがまとめられていました。

すぐにでも実践できるような簡単なことも書かれていたので、今年が終わる後1ヶ月の間、やってみようと思います。


おりょう☺︎

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