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酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム」

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文芸春秋社の老舗文芸誌『文學界』に連載中の「読むためのトゥルーイズム」に関連する記事をまとめています。
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記事一覧

(2024年04月)哲学の劇場#187「読むためのトゥルーイズム」第四回 感想戦動画が公開されました。

吉川浩満さんとの共著連載について山本貴光さんの感想を伺うシリーズの第四段です(47分28秒)。 今回は「読むためのトゥルーイズム」の読解方針とプログラミングの関係などについてお話しました。話題になっている「読むためのトゥルーイズム」第四回は『文學界』2024年5月号に掲載されています。 過去回第一回 https://note.com/contractio/n/n85c6db89c7d9 第二回 https://note.com/contractio/n/n85e7617

(2024年04月) 連載「読むためのトゥルーイズム」第四回が公刊されます

吉川浩満さんとの共著連載の第四回が『文學界』2024年5月号(4月6日発売)に掲載されます。  第四回は「目次を読む2/2」について書きました。前回と合わせて、目次から話題構造を推定し、図化するところまで進みました。  今回のメニューは下記のとおり: 第四回解説動画第四回解説動画では図化ツールをいくつか紹介しています。あわせてごらんください。また解説動画用共有フォルダ(Google Drive)には連載第三回演習の回答をアップロードしておきました。 過去のエントリ 連載

(2024年03月)哲学の劇場#183「読むためのトゥルーイズム」第三回 感想戦動画が公開されました。

吉川浩満さんとの共著連載について山本貴光さんの感想を伺うシリーズの第三段です(56分15秒)。 今回は、連載内で使った「見れば考えなくても誰でも言える」などの表現についてお話ししました。これはハロルド・ガーフィンケルが使った「observable-and-reportable」(accountable)という表現の翻案ですが、直訳すれば「見ることができ・言うことができる」とでもなるところ、誤訳に近いような意訳をしています。そうしている理由は*今回話題になっていませんが、その

連載「読むためのトゥルーイズム」第三回の解説動画を公開しました

 連載第三回では「目次を読む」の最初のパートをお話ししました(https://note.com/contractio/n/nc9739fa526d9)。この内容に関して、ふだん Word や Excel を使う機会があまりない方のために、記載内容に関わるもっとも基本的なアプリケーションの使い方について解説しています(75分)。  また動画内で使ったファイルを公開共有フォルダに置いておきますので、こちらを使って 来月までに末尾記載の演習 B1 & B2 に取り組んでみてください

(2024年02月)哲学の劇場#181「読むためのトゥルーイズム」第二回紹介動画が公開されました

吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」第二回について山本貴光さんの感想などをうかがいました。(41分19秒) 今回話題になったトゥルーイズムは、 ・能力欠如と能力欠如の自覚は訓練が成り立つための必要条件である と ・「規範的判評価を控えよ」は規範的主張である。 です。 ■連載第一回の紹介動画:哲学の劇場#177

(2024年01月)連載「読むためのトゥルーイズム」が始まります。

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて、吉川浩満さんとの共著連載が始まります。「〈哲学入門〉読書会」を文字化したものです。 初回掲載は2024年2月号。1月6日発売とのこと。

(2024年01月)YouTubeチャンネル 哲学の劇場にて連載紹介動画が公開されました

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて開始した吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」について、哲学の劇場の山本貴光さんとお話しました。(42分33秒) 連載タイトルにもなっている「トゥルーイズム」について、山本貴光さんの最新刊『文学のエコロジー』とも関連付けながらお話しています。 今回の動画の中でご紹介したトゥルーイズムは、 ・目次は著作の話題構造を提示している。 ・すべての例は常に何かの例である。 です。

(2024年01月)渋谷のラジオBRCにて「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。

 宮崎智之さんと今井楓さんがパーソナリティをつとめる 渋谷のラジオ「BOOK READING CLUB」にて、哲学入門読書会にも参加していただいている宮崎智之さんに、連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。  今月からスタートする文芸誌の連載記事を紹介するという趣旨で、「読むためのトゥルーイズム」についてもかなり長い時間をとって内容を紹介していただいています。  番組は、こちらからアーカイブ視聴ができます。

(2024年02月)連載「読むためのトゥルーイズム」第二回が公刊されました。

 老舗文芸誌『文學界』にて吉川浩満さんと開始した共著連載「読むためのトゥルーイズム」ですが、第二回もなんとか無事に(ではなかったけど)入稿できました。2月7日発売号(三月号)に掲載されます。  今回のメニューはこんな感じになりました。 前回と今回で連載の趣旨をお話ししましたので次回第三回は読解方針の導出を行います(いま、書いています……) Kindle版:https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B0CTQ6FTKN/datum-22 版元:htt

連載「読むためのトゥルーイズム」のための質問フォームを設置しました

「哲学の講義」案内ページに、連載「読むためのトゥルーイズム」のためのセクションを設置しました。 現在は投稿フォームへのリンクを置いています。連載に関する疑問・質問などお寄せください。執筆の参考にさせていただきます。 いただいた投稿は連載内や解説・告知動画のなかで回答させていただく可能性があります。投稿用のペンネームを添えてください。 連載のほうは、数日前に第三回の原稿をなんとか入稿できました。2024年3月7日発売号(四月号)に掲載予定です。初回と第二回で連載の趣旨をお話