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クーの事件簿。 ~なくなった青い服を探せ。~ノベルゲーム

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ノベルゲーム。ハッピーエンドを目指そう!
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クーの事件簿。~なくなった青い服を探せ。~[ノベルゲーム]

クーの事件簿。~なくなった青い服を探せ。~[ノベルゲーム]

クー「なーいーー!!」

ネル「どうしたんですか?
   朝から騒いで。」

ネルは眠そうにあくびをしながら
クーに聞きました。

クー「ふく ないーー!!」

ネル「ふくがない?」

また寝ぼけて騒いでるんだなと
思いながらネルは部屋の中を見渡しました。
 

クー「クーのふく ないーーー!!!」

ネル「まさか? ない!
   ほんとにない!!」 

 
部屋の中をどんなに探しても
青い服は見

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クーの事件簿。①A

ネル「とにかく探しましょう。
   探せば見つかりますよ。」

クー「クーもさがすー!
   スミカもさがすー!」

スミカがコクンとうなずきました。

 
外へ探しに行こう。→②A
https://note.mu/coo_nell/n/n8090f45bbec6

家の中を探そう。→②B
https://note.mu/coo_nell/n/n3bee4b8ed711
 

クーの事件簿。①B

ネル「きっと、どこかにありますよ。」

クー「ホ~イ。」







それから月日は流れたが
クーの服が見つかる事はありませんでした。

 
<END>

クーの事件簿。②A



ネル「それじゃ、手分けして探しましょう。
   私は山へ、スミカは川へ、クーは海へ。
   見つかっても見つからなくても
   夕方には帰ってきて下さいね。」

クー「ほほーい。」

スミカも大きくうなずきました。

 
山へ行こう。→③A 
https://note.mu/coo_nell/n/n680018806ae4
 
川へ行こう。→③B 
https://note.mu/coo_ne

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クーの事件簿。②B

ネル「どこにもないですね。
   一体どこにいったんでしょう?」

クー「さがしに いってくるー!」

ネル「待ってください、クー!!」

クーはネルの言うことも聞かず
外へと走っていってしまいました。 
 
その後、クーは帰ってきません。
 





 

数日後、いつもと違う場所を探そうと
森へとやってきたネルとスミカ。
すると森の中からクーが出てきました。

 
しかし、すっかり

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クーの事件簿。③A

ネル「うーん、どこにもないですね。」

山へと探しにきたネル。
辺りを見渡すと何かが見えました。 

ネル「おや?
   あそこに何か青いものが」

崖のふちに青いものを見つけて
近づいてみると、

ネル「花でしたか。
   クーの服ではなかったみたいですね。」

見たことのない花だったので近寄って
見てみようとした時、
  
 

ネル「あっ!」
 

うっかり足を滑らせてしまい
崖から落ちそう

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クーの事件簿。③B

川へとやってきたスミカは
上流へと進んでいました。

 
クーの服が流れてこないかと
川の流れを見ながら進んでいると
川上から何か青いものが
見え隠れして流れてきます。
 
スミカはすぐ川に飛び込むと
青いものに近づいていきました。

 
でもそれはクーの服ではなく
青い魚だったのです。
 
スミカは岸に戻ろうと必死に泳ぎましたが
青い魚はおもしろがって
ボールのようにつついて遊んでいます。

 

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クーの事件簿。③C

海へとやってきたクー。
 

クー「あおいふくー! でておいでー!!」

ちょっとお気楽モードで
海岸を歩いていると
遠くに青いものが見えます。
 

クー「まてー! あおいふくー!」

クーは走って青いものに
近寄ってみると
青いパラソルを持った
かめたまとグリハマさんでした。
 

クー「ちがったー!!」

かめ「クー、こんにちは。どうしたの?」

グリ「何がちがうんだ?」

クー「あおいふく

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クーの事件簿。④A

クーは山のふもとへ、やって来ました。
 

クー「ネルー!どこーー!!」

 
何度か呼んでみても返事がありません。
山のふもとでも叫べば
山の上まで聞こえるほど小さな山です。
 

クー「ネル いないみたい。
   ほかのとこ いこー。」

 
山に背を向けて走り出した時
山の上の方から声がしました。
 

ネル「クー!
   スミカを連れてきて下さーい!」

クー「わかったー!
   スミカ 

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クーの事件簿。④B

クーは急いで川へとやって来ました。
 

クー「スミカ たのしそー!
   クーも やってもらうー!」

 
クーが近づくと魚はびっくりして
逃げていきました。
 

スミカは魚から逃げる事が出来て
よろこんでいます。
 

クー「はやく! はやくーー!」

クーはネルのところへ大急ぎで
スミカをつれていきました。

 
山へ行こう。ネルが待ってるし。→⑤A
https://note.mu/coo

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クーの事件簿。④C

クーは急いで家に帰ってきました。
 

クー「スミカー! どーこー!」

 
家の中を探してもスミカは見つかりません。
探しまわっているうちに
疲れて眠ってしまいました。






クー「あっ! スミカ! ネルー!」

 
クーは目が覚めると寝ていたことに気づき
大声で2人を呼びました。
ですが返事はありません。
 

ふと窓を見ると窓の外に何かがいます。
 

クー「うひょー!
  

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クーの事件簿。⑤A



クー「ネルー!スミカときたよー!」

ネル「山の裏側の海のある方に
   来てくださーい!」

クー「わかったー!」

 
クーはネルに言われたとおり
山の裏側へとやってきました。
 

ネル「上を見てぐださーい!」

クー「うえ~?」

 
クーはけげんそうに上を見上げると
ネルが崖から落ちそうになってます。
 

クー「ネル たのしそー!」

ネル「いやいや、全然楽しくないです。」

 

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クーの事件簿。⑤B

クーとスミカは急いで家に戻ってきました。
 

クー「ネルー!
   スミカ つれてきたー!」

 

呼んでも返事がありません。 
 

クー「あれ? なんで スミカ
   つれてきたんだっけ??」

 
ネルを探してるうちに
言われたことを忘れてしまったクーは
家でネルの帰りを待つことにしました。
 





 
次の日もその次の日も帰ってこない日が
続いたある日の事。
 
クーと

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クーの事件簿。⑥A

クー「まだまだ あおいふく さがすー!」

ネル「もしかしたら
   この島には無いかもしれませんね。」

クー「ほかの しまに さがしに いくー!」

ネル「えっ?」

クー「あおいふく さがしに いくー!
   えいえいおーー!!」

 

クーの勢いに負け、ネルは渋々行くことにした。
確かにこのまま探していても
もうこの島では見つからないかもしれません。

そしてクーたちは見知らぬ島へと

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