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つながりの中で生かされている

ミツバチがせっせと蜜を集めています。 庭のクラピアに蜜を求めて、ブンブンと、小さな羽音がかわいらしいです。 カメラを向けると場所を移してしまうので、朝からちょっとした追っかけっこになりました(笑)

ハチは蜜を吸い、花は土から養分を吸い上げています。 土は、植物や動物が朽ち果てたものや、排泄物が分解されたものでできています。 ミツバチは、スズメバチなどの大型の蜂に狙われることもあります。 死んでしまって、アリに運ばれているのを目にすることもあります。

自然界にいる生き物を、「食う食われる」の関係だけで繋いでも、大きくて複雑なネットワークができあがります。 ネイチャーゲームに<食物連鎖>というアクティビティがあります。 参加者1人があるひとつの生き物になって、円になって立ちます。 「食う食われる」の関係で糸を繋いでいき、ネットワークを可視化するのです。

生き物の関係性は、「食う食われる」だけではありません。 フクロウと木の関係のように、住みかと住む関係もあります。 「食う食われる」だけでは表せないほど膨大で、もっともっと複雑だということです。

例えば人間は、自分で栄養を作り出すことができません。 なので、他者を食べることで生命を維持しています。 動物の多くがそうですね。 ということは、色々な生き物は、何か他者がいなければ生きてゆけないのです。 しかもそれぞれは複雑に関係が絡み合っていて、ちょうどいいバランスを求めながら生き延びています。

このバランスを維持できなくなったり、環境の変化と一致しなくなったものは廃れていくのでしょう。 自然の中に出ると、多くのものに取り囲まれていることがわかります。 そんな自然の多様さを感じるのです。

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