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AI京町セイカの表現力がHDVMで爆上がりした件

2022年7月21日にリリースされたSynthesizer V Studio Proのアップデートで、いくつかの歌声データベースがHDVM (High Dynamics Voice Models) に対応した結果、これまでと異なる振る舞い(ソフトウェアなので一般的には「挙動」と言ったほうがよいでしょうか)をするようになり、いろいろと物議を醸しております。

今回、私が使用している「AI Saki」「AI 夏色花梨」「AI 京町セイカ」のいずれもアップデートがかかり、HDVMやAIリテイク機能に対応するようになっただけではなく、これまでAI Sakiにのみ実装されていたボーカルスタイルのパラメーターもめでたく追加されました。

上記の各データベースの中で、声質の素直さでは優れているものの、ピッチ変化に対する表情(声色やアーティキュレーション)の追従性にやや難があり、これまでなかなか出番をつくってあげることができなかった「AI 京町セイカ」でしたが、今回のver. 106へのアップデートで飛躍的に向上がみられた(と、個人的には思っています)ので、サンプルとしてぜひ聴いていただければと思います。

引き続き、Saki姐さんと夏色花梨先輩についても、なんとか時間をつくって研究を進めていきたいと思います。


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