雑記 ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻

またかよ・・・

3月10日のシリコンバレーバンクの経営破綻から2か月たたないうちに、合わせて3つの銀行が破綻する異例の事態で、金融市場では金融不安が再び広がることに警戒が強まっています

アメリカの銀行破綻としては、3月に破綻したシリコンバレーバンクを上回り、史上2番目の規模となりました。

時間外の米株先物はほとんど動いていない。週末辺りから想定されていたシナリオの範囲内であり、さほど深刻に捉えられている様子はない。

JPモルガン・チェース銀行に売却されることで合意に至ったことは、市場に一定の安心感を与えるだろう。無秩序な破綻が最悪のシナリオであったが、それは避けられた。ただ、大手銀行による買収は市場のメインシナリオであり、ドル/円などマーケットの反応は限定的になっている。

同行が破綻となれば、それは3月の2行破綻の余波と言えるものであり、米国の銀行システムが再び不安定の度を強めているとは言えないかもしれない。しかし、度重なる破綻回避の試みがうまくいかなかったとすれば、それは同行の問題を超えた米国銀行全体の問題の深刻さを裏付けるものではないか。

買収に前向きとされるJPモルガンとPNCは、ともにリーマン・ショック時にも大手金融機関の買収で注目された銀行である。JPモルガンは2008年に大手投資銀行ベア・スターンズとワシントン・ミューチュアルを買収した。またPNCは、2008年にナショナル・シティバンクを政府の支援の下で買収し、その結果、昨年末時点で6番目の資産規模の銀行にまで成長した。


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