DJ配信環境について(2024年版)
ハイどうもこんにちは。
最近はTwitchでせっせとDJ配信を行っているんですが、実は未だにアフィリエイトを獲得していないんですよね。ほんとたま~に気が向いたときしかやってなかったので1ヶ月で7回配信するというのがなかなかに大変です。
ということで基本Xでは毎回配信告知してますが、良かったらこれを見た方は僕のTwitchアカウントをフォローして、ぜひ通知が来るように設定しておいてください。配信しても誰も見てなかったらカウントされないのが結構キツイんで(笑)
昔はDJ配信ばっかしてたかも
今ではVRChatやclusterといったメタバースを中心にDJ活動をされる方も居るくらい配信も広く一般的に認知されるようになってきたのですが、僕自身もDJ配信の歴史は結構長くて、なんなら現場よりもDJ配信が先くらい。
古くは2ちゃんねるのDJ配信スレッド「CLUB VIP」に参加して自宅からSHOUTcastで音声ストリーム配信を行ったり、Ustream全盛期の頃も夜な夜な狭い帯域でどうやって画像を滑らかに配信できるか、みたいなことに日々挑戦してた気がします。振り返るとその頃仲良くなった人達と今でも付き合いがあったり、パーティに出てもらったりすることもあるので、リアルな現場での出会いと同じくらい僕にとっては大事なDJ活動だったんじゃないかなと思います。
そんな中でコロナ禍があって、現場活動の自粛を余儀なくされたことから昔色々配信してたノウハウを活かして自分のパーティ「L4B」もオンラインでパーティを何回かやったりしてたんですが、そこから1年以上配信とかやってなかったんですよね。
ということでここ最近はあまり現場オファーも頂くことがないので、最近ちょっと過去のノウハウだけでDJしてる感もあったし、環境を最新にアップデートしてまたぼちぼち配信とかもやりながらDJ活動をやっていこうかなと思った次第です。
配信環境の紹介
ということで最新2024年版の配信環境はこんな感じです。
大まかに言うと配信用PCはPCDJ用とは分けるスタイルで、細かい機材とかどんなのを使ってるんだろう?と興味がある方向けの記事になるので、もしよかったら参考にしてくださいって感じです。相変わらずマニアックだ(笑)
DJ環境は先日書いた通り、
DDJ-1000を使ったシンプルなDJスタイル
DDJ-1000とロータリーミキサーを使ったこだわりスタイル
のどちらにもrekordboxの設定次第で対応出来るようなセッティングにしています。詳しい設定は前の記事を見てね。
で、配信先は今はTwitchをメインに使ってます。VRやclusterのお誘いも頂くことがあるのですがそちらは今のところ色々勉強中って感じです。そう遠くない未来には実現してるんじゃないなかな。
配信用PCはめちゃくちゃ年代物のデスクトップPCを使ってるのですが、中身は魔改造されまくっててあまり参考にならないので割愛(笑) いま出てるPCゲームが低品質グラフィックなら動くよ、くらいのゲーミングPC相当だと思っていただければ。
こだわり①:モニタースピーカー
家だと流石に大音量でクラブミュージックを再生するのはなかなかに困難なのですが、低音感をそれなりに出したいじゃないですか。そうなるといわゆる2.1ch環境がおすすめなんですが、その中で色々試行錯誤した結果シンプルかつ低コストな方法として、僕はONKYOのアンプ内蔵サブウーファー(HTXシリーズ)を推します。
こいつのいいところはアンプ内蔵で色んな入力に対応してて取り回しがし易いのと、このクラスでちゃんとクロスオーバー設定が変えれるのでメインスピーカーを好きなものに変えてもいい感じに低音を分けれます。あとスピーカーが下向きに付いてる(重要)のでフローリングの床とかだとちゃんと床が鳴ります。弱点はそれなりの頻度で壊れるってとこかな。僕は既に3台目です(苦笑)
で、これに標準でついてくるメインスピーカーは音がショボいので、自分の好みにあったスピーカーと合わせればいい感じになります。僕はJBLが好きなのでControl 1→Control 3 Proと変わって現在に至ります。ちなみに一時期BOSE 101MMも使ってたんですが、音が好きじゃなかったので人にあげちゃいました(笑)
あとは合わせたスピーカーの音響特性に合わせたクロスオーバーポイントをウーファーの方で設定すればOKです(Control 3 Proだと周波数帯域は70Hz~25kHzなのでクロスオーバーポイントは80Hz〜100Hzあたり。お好みで)。これで解像度は高いものの音が高域寄りというメインスピーカーのクセを低音部はサブウーファーがカバーしてくれるようになり、ちゃんと箱っぽい音の雰囲気にまとまってます。
この辺凝りだすとお金が永遠に消えていくんですが、現代はメルカリという便利なものがありますので結構気軽に色々試せるのがいいですね。
こだわり②:ラックコンプ
そしてもう一つのこだわりポイントはラックコンプですね。これはDJ配信当初から導入してる機材でめちゃめちゃ付き合いが長いです。
いわゆる「かけ録り」になるんだけど、DJあるあるの曲をミックスしてる時にどうしても音が膨らんでしまうので、それを軽く抑えるくらいの感じで薄くかけてます。DJ mixを録るときもこれがあるとないとでは全然仕上がりが変わるので興味がある人は導入してみると良いです。
僕はBEHRINGER MDX2100を使ってますが、知る人ぞ知る名機なのであんま安くはなってないですね。ただ後継のMDX2200はたしか中華製に変わって、MDX2600は結構音自体が変わるらしく買うなら2000か2100って感じです。
ただ現代はPC性能もアップしてるのでDAWでかけ録りすりゃいいじゃん、、みたいな話もありますので。。
こだわり③:60fpsカメラ
DJの手元だったり細かい動きを見せるためにせっかくなら通常の30fpsではなく60fps出せるように出来ないかな、と考え今色々と試行錯誤中です。
超広角の画角が面白いので僕はアクションカメラ+HDMIキャプチャーを採用してるのですが、まずは60fps対応のキャプチャーデバイスに買い替え。これは今まで使ってたものが1080p30fpsまでしか対応してなかったのでAmazonでレビュー見ながらこれに替えました。しかしやっすいな。
次にアクションカメラ側も1080p60fpsに設定し、HDMI出力から繋ぐんだけど、やっぱ入力部分で多少遅延がありますね。これは簡単に測定が可能でPCのモニターにストップウォッチを表示したものを、OBS立ち上げてカメラで撮影しつつスクショを撮ればどのくらいズレてるかわかります。
大体20~21msec(0.02秒)ということがわかったので、その分OBS側でオーディオを後ろにずらせばOKです。
一旦これで問題なさそうですが、ただ実際に配信してみるとまだちょっとズレてる感じが残るのでおそらくエンコード遅延が乗っかってるっぽいです。更にもう少しずらす必要がありそうなのでそこは何回か配信しつつ要調整かな。
今のところOBSで録画しながら色々調整してみたところ「160ms」くらいでちょうどいい感じになったので、これで様子を見ようと思います。
こだわり④:LUTを適用
Webカメラやアクションカメラの映像ってそのままだとなんか生活感が出ちゃうんですよね。せっかくの配信なのでちょっとビジュアルにも凝りたい、けど簡単に出来る技ということで僕はLUTを使うのをおすすめします。
これはめちゃめちゃ簡単で、映像キャプチャデバイスのフィルタを選んだ後、エフェクトフィルタの+ボタンからメニューにLUTを適用という項目があるので追加します。
ちなみにLUTって何?って感じだと思いますが、映像に一枚フィルターをかけて色の雰囲気を変えるもの、位で覚えてれば大丈夫です。
僕はここからフリーのLUTをダウンロードしてきて、適当な場所に展開したものを設定から選んで使っています。
結構光ってる場所の色味が変わりましたね。まあこれは極端な例なので、ここまでバキバキにしなくてもいいと思います。KodakとかFUJIのフィルム系LUTを当てるだけでも映像がグッと引き締まりますので、是非試してみてください。
OBSの設定とか
デフォルトからほとんど変更してないですが、いろんな記事を見て以下の部分を変えてます。参考までに。
配信時の注意
Twitchでは御存知の通り、ライブ配信が自動的に録画されてアーカイブが見れるようになっていますが、以下の文言を見落とさないように注意が必要です(教えてくれたYMG-Cくんありがとう)。
繰り返し警告を受けるとアカウントがBANされてしまうので、デフォルトでアーカイブを残すけど公開しない設定に変えます。
この設定でもビデオプロデューサーから配信の録画が手元にダウンロードできるので、あとは動画をYoutubeにアップロードしたり、音声だけ取り出してMixcloudにアップしたりと再利用すればいいんじゃないかなと思います。
今日のDJ動画
今回はDDJ-1000のみ使用。画角も変えてみました。
Youtubeに録画をアップロードすると720p60fpsにダウンコンバートされちゃうけどそこはしょうがないかな。Latin HouseとかDeep Houseと猫です。
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では今日はこの辺で。
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