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聞くこと・話すこと

聞くことと話すことは似ているのかもしれない。ずーっと話を聞き続けるのは疲れる。話すことも同様に続けすぎると疲れる。だから聞いたり、話したりを交互にできるとちょうど良くて気持ちがよいのかもしれない。

ラジオを聞いてても、疲れる時とそうでない時がある。きっと緩急がついた人の話ならば、疲れないだろう。でも、マシンガントークをしたり、あまりにも同じ話題を続けていたら疲れてしまう。

私も「話が長くて疲れる。話がつまんない」と言われたことがあるが、その時は面白い話をなんとか提供しようと緊張してドキドキしていた。きっと穏やかな心持ちで話して、相手の気持ちも聞けていたなら、違った感想になっていただろう。

聞くことと話すことは相互の関係になっているのかもしれない。呼吸も吐いて吸ってを繰り返しているが、そのような関係なのだろう。いっぱい聞いたなら、いっぱい話したくなるのかもしれない。逆にいっぱい話したあとは、いっぱい聞きたくなるのがちょうどよい会話だろう。

私は人の話を聞くのがあまり得意ではない。興味があったり、何か引っかかる言葉があればスッと耳に入ってくるが、それ以外は聞いていない。だから途中から急に質問したりして、会話を反復させてしまうこともあった。

色んな人の話を素直に聞けるようになったら、私も素直に話せるのだろう。その日がくることを願って、無理せずやっていけたらいいな。


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