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「やる」と「やらない」

「やる」と「やらない」の差は一体なんなのだろう。おそらくやる方が難しいとされていて、やらない方が簡単だとされている。確かに、勉強をやることを考えてみれば、勉強することはつまらないのだから難しいということになる。では、面白い勉強ならどうだろう。きっと面白いのだからいつのまにか始まって、どんどん進んでいくに違いない。

 ということは、「やる」と「やらない」の差は面白いか、面白くないかの違いということになる。面白ければすぐにやる。面白くなければ、すぐにやれない。

 私は歌うのが好きな小学生だった。水飲み場で友達と歌ったり、家に帰ると一人で歌っていた。今はその歌を録音し、おまけにギターを弾いている。しかし、今やっている歌は、手放しに好きと言えない。その理由は準備だ。歌う前の準備がおっくうに感じるから、歌う前に腰が重くなる。
だから厳密に言えば、「歌う前の準備が嫌いだが、歌うことは好き」となる。

それじゃあやっぱり「歌うこと」は好きなんですね?と聞かれたら、うん、準備がなければ好きだよ、と言うだろう。

話を元に戻すが、「やる」と「やらない」の差は、それをした後か、それをしている間にプラスな何かがあるかどうかだと思う。プラスの方向まで気持ちが傾けば「やる」。プラスの方向まで気持ちが進まない・動かない・見えなければ「やらない」。

私はプラスの何かがあると分かっていながら、「やらない」をすることもある。このどっちつかずの状態を面白いと感じるか、苦しいと感じるか。私は面白いと思って生きていきたい。

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