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GPz550F 2023#41 電装改造

久々の大型車だな。

そもそもカワサキ車のネーミングはわかりづらい。
ZなんとかGPもあれば、GPZもあるし、GPZはGPzとは違うのか?
かと思えば、サイドカムチェーンのエンジンはなんでもNinjaと呼んでいる、ようだ。
一説には、GPzなんとかFまでは小文字で、後ろにRがついてからはGPZと大文字表記するようになった、らしい。
このあたり、夏休みの自由研究にするとよかろう。

では、GPz550FとGPz400Fはなにが違うのでしょう?とオーナーに問うと、エンジン以外は同じはずだ、と言う。
それは間違いないのだろうけど、生産直後の新車状態での話で、それから40年をへた今では、なにが同じでどこが違うかを見分けるのはむつかしいし、不毛なのではないかと思う。
それぞれのオーナーが二台を並べて比べてみるのは楽しいかもしれないが。
これから手を入れていこう、との段で、これはGPz400Fと同じだ、違うと論議してもなにもはじまらず、現時点を始点としてみていく以外にないからだ。

そういう訳で、無難にタンク上のインジケータ用コネクターから電源を分岐させて、ETCとUSB、マルチデジタルメーターを接続することにした。
手を加えた配線になにか不具合が起きても、走行することに支障が出づらいのではないか、との計算による。
タンク上液晶パネルの電源供給線は黒/赤である。
これを分岐させて、各機器に分配する。
ETC本体はリヤカウルの中に配置したので、かなりめんどくさい配線作業であった。

あらかじめ、手元にあるゼファー400やエリミネーターの配線図を参照していたけれど、わかったのは、アース線の色が共通の黒/黄である点だけだった。
メインスイッチやヘッドライトのON/OFFスイッチなどを見比べてみたが、だいぶ違っているようである。

どれを使って、どう配置するか、だけなのだけど、かなり時間がかかった。
暑かったのぉ。

ちかぢか、フロントフォークのオイルシールを替えてほしいのだそうだ。
これは大仕事だぞ。

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