見出し画像

エンパワ2024で私がもらったもの

この記事は自分軸手帳部の一部員である私が、先日開催されたエンパワ2024というイベントにレザークラフト作家rauとして出店参加した時のことの感想を綴っています。

当初は自分軸手帳内限定の記事として公開していましたが、エンパワというイベントで私がどれ程エンパワされてエネルギーをもらったかということが、一人でも多くの方の元へ届いたらいいなという気持ちで編集・投稿しました。

エンパワ公式のものではなく、一参加者の感想文としてご理解ください。


最初に宣言しておきます。
めっちゃ語ります。思うままに自分語りしまくります。
読もうと思った人は覚悟してね❤

※ 新入部員さんは、この人なんか嬉しい事があったんだな、と思って生暖かく見守ってくださると幸いです🥹

---------------------------------------------------------------------------------
3/30当日にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの方が革を手に取り、撫で、スンスンして「良いにおい!」と声をかけてくださるので、私はニヤニヤが止まりませんでしたぜニヤニヤ。

ご依頼をいただいた方々も、本当に本当にありがとうございました。
早速選んでもらった革を発注しています。
どの革もめちゃめちゃ美人さんなので、発注が既にご褒美です。最高。

エンパワ開催に関して、私は自分の準備しかしていないので大変だったというのはおこがましいですが、何かのイベントで出店すること自体ウン年振りで事務的な準備がてんてこ舞いでした。
というか、以前やっていた展示受注会はそもそもとある教室のグループ革靴展だったし、先輩たちからの引き継ぎ会だったし、自分の責任なんてほぼ無いに等しかったし。
自分がオリジナルで革小物を企画して作って、自分が窓口として注文を受けること自体は初めてだったことに終わってから気が付きました。
とはいえ、手帳部の方々がメインの集まりならどんな物があったら楽しいかな~と考えながら製作するのはとても楽しかったです。

お客さんと直接やり取りしてものづくりをしたいと考えていた私にとって、エンパワ2024の1日はそれはそれは心躍る充実した最高の1日でした。
革とサンプルを直接手に取って、五感で感じてもらって、私のオタトークを聞いてくれた皆さんがヘェーってキラキラした目で笑顔を見せてくれて。
私は皆さんのその輝く笑顔に心打たれまくりでした。

本当に夢のようなご褒美しかない1日でした。
ありがとうございました!

そしてエンパワ運営のみなさま、こんなにも素晴らしい経験をさせてくださってありがとうございました!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-----------------------
以下、当日のことを長々々と語ります。


昨年は、実はどんなイベントかよく分かってなかった。

自分軸手帳部の人に会えるイベントらしい。
いつも画面で交流する手帳部の人たちに会ってみたい!
ただそれだけ。

出店されるブランドさんたちのこともよく知らなかった。
(本当にすみません🙇‍♀️)

そして2023年の1月末日、エンパワの運営さんたちの熱いエネルギーを浴びた私は、自分も自分を頑張りたい、まだ自分を諦めたくないんだと気づいた。

とはいえ、すぐに行動を起こして大きな変化があったわけじゃない。
その変化の振れ幅だって振り返ってみてみたら変わってたというレベルで、自分でも気が付かないくらい少しづつだった。

そのたくさんのきっかけをくれたのはどこからどう考えてもこの自分軸手帳と自分軸手帳部。

手帳レッスンや部室、日々の振り返りで自分の中に少しづつヒントが見つかった。
そしてその中でたくさんの人たちに手を貸してもらいながら、自分の人生を自分の為に生きるヒントをもらい続けた。

どうしたら自分が心から喜べることを自覚できるのか、手帳に繰り返し書くことで捕まえられるようになった。

クリフトンストレングスで自分の強みを活かすには?ということをセミナーでヒントをもらって深堀りした。

もっとやりたい、でもできない、どうしたらいい?というモヤモヤを、思考整理を手伝ってもらい現状の整理と本当に自分が注力したいことは何かを厳選するヒントをもらった。

形から入りたがる私が「名刺作ろうかな」と呟いたらすかさず良いとこあるよ!と紹介してもらった。

革製品を作っていると言うと、ぜひ作って欲しい!と言ってくださった方が何人もいた。

そして幾つもの縁がつながって、今回のエンパワに参加するきっかけをつないでくれた。

出店が決まってからもお世話になりっぱなし。
教えてもらうばかりだったけど、自分にはどんなことが提供できるだろうか、いろいろ考えて形を整えていった。

一方で、プライベートではこれまた1年がかりの一大イベントに打ち合わせを重ねる日々の中、その膨大さに白目をむきながら時間を見つけてサンプル作りをした。

それはとてもとてもワクワクして、同時にものすごく怖いものだったと思い出した。

元ネガティブプロフェッショナルの私は、隙あらば自己否定する。
息をするようにする。
失敗して、自分にがっかりしたくないから予防線を張りたい。

…違うかも。
失敗したかっこ悪い人って思われたくなかっただけかも。
失敗したら笑われる、笑われたら恥ずかしい、立ち直れない。
…嫌われちゃうかも!!

私の自意識は時折思春期の頃に戻ってしまうらしい。あー恥ずかしい。

どんな1日になるんだろう、どんな1日になってしまうんだろう、を行ったり来たりしながら迎えた当日。

この日までほぼ会えることもなかった運営さんたちと顔を合わせてご挨拶。ますます緊張。

自分はこのイベントではおまけだから、と思う一方で誰からもまったく相手にされなかったらちょっと悲しいな…と思う程度には期待をしている自分もいて。

開場になって徐々に人が集まりだし、場の空気が変わり出す。
「楽しみにしていたの!」と顔に書いてある人たちがどんどん増えていく。

出店側の自己紹介が始まって、自分に順番が回ってきた。
皆さんトークがこなれているのは知ってる、こういう時自分が死ぬ程緊張してバグるのも知ってる。
だから事前にカンペ用意してたのよフフフ。

でもそれすらもかみ倒すレベルで緊張しまくってた私を、みんながすごく優しい目で見守ってくれているって気付いてやっと
「今日ここに来て良かったんだ、受け入れてもらえてた!嬉しい!」
と安心したのを良く覚えている。
子供か!いやほら、心がティーンエイジャーだからさ。

そこからはもうスペシャルご褒美タイムでしかなかった。
「うわーいい匂い!これぞ本革って感じだよね!」
「えっ!革ってこんなにすべすべなのもあるの?」
「この色すごく綺麗!なかなかこういう色ないんだよね~!」

そうそうそうそう!そうなんですよ!
今はもうネットでいくらでも買えるけどさ、匂いや感触は実際に手に取らないとわかんないもんね!

「コッペさん、来たよ~!」
そう言って顔見知りの自分軸手帳部員さんが声をかけに来てくれた時、心底嬉しかった。
そして嬉しそうに注文をくださって、ああそうだ、これこそ私が求めていたものだ、って心が震えた。

そうしてひたすら皆のホクホク顔を拝ませてもらい、私が一番ホクホクしてあっという間に会は終わった。
そう、失敗なんてはじめから起こる訳がなかった。


一つだけ心残りだったこと、それは…

私もブースタイム参加したかったよ~~~!!!
だって楽しそうすぎでしょ!
豪華メンバーすぎでしょ!!
聞きたいことしかないよ!!!

羨ましすぎて、アーカイブとかないのかなと思ったりしているのでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エンパワに参加することは、ビビリでネガティブプロフェッショナルな私にとって相当なエイヤー案件だった。
だって人前に出て自分が作った物を売ろうってんだから。
だけど実際のそれは想像と真逆だった。
受け入れてもらえる喜びと、人に自分の持てるものを差し出せる喜び。
その上それを喜んでもらえるんだから!!

こんなに大きくて温かいものを受け取れるなんて、想像以上だった。

心が時々ティーンになってしまう私も41歳になって、最近ようやく自分の考え方とそれをハタから見た時の差が少しわかるようになってきて、それで気づいたことがある。
世の中は結構優しいし、あったかい。
特に自分軸手帳部の中は本当に安心で安全で、傷つくことを警戒するのは意味がない。

むしろ自分では気が付かなかった自分の良いところを、本当にこれは自分の長所だと認められるようになった。

皆にラブをもらって、感謝であっちにもこっちにも足を向けて寝られなくて逆立ちするしかないです。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!


エンパワについてはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?