あきらめる、あきらめたい?
「やりたいことがあるなら、あきらめるな。」
たまたま同時期に目にした本や動画で言われていたこと。
私が同じような方向性の媒体を見ていただけかもしれない。
でも、ガツンと来た。
だって、私には諦めかけていることがあったから。
それはものづくりで身を立てるということ。
私といえばレザークラフトだと、人からも言われるようになること。
そして何より、それを通じてものづくりをする楽しさを
人に伝えていく場を作りたいということ。
わくわくするということ。
自分の手がそれを生み出す力を持っていることを実感してもらうこと。
そういう場を作りたいと20代の頃強く感じた。
源泉となったその場所や恩師はもういなくなってしまったけれど
私の中にはずっと想いだけくすぶっている。
そして最低なことに、諦めてしまいしまいそうな理由に
家族を口実にしてしまいそうな自分がいる。
会社員じゃなくて、バイタリティもない上に、完璧主義の私には
家庭運営が最優先になった妊娠発覚時から、
やりたいことは今はできないと思い続けている。
あれがない、これも持ってない、こういう技術がない…。
無い無い無いと唱えながら、同時に「だってもっと大切なものがあるじゃない?」と自分に言い訳をし続けている。
あきらめるな。
そう言った何人かの人たちに共通するしたことは2点。
・好きなものを追いかけ続けた
・行動を起こした
実にシンプルで分かりやすく、なんと胆力のいることか。
何故諦めそうかといえばなんてことはない、疲れてしまっているのだ。
妊娠が分かった瞬間から絶対安静を言い渡され、数か月後ようやく産んだら想像を絶する大変さ。倒れて死にかけたし。
成長したらしたでまー双子姉妹関係の難しいこと!
…わかってる。全部全部言い訳だってことくらい。
苦手な人間関係に向き合っている内に、すっかり腰が重くなってしまったのだ。
気力も体力も筋力も落ちた。
立ち上がりたい、でも…の繰り返し。
それでも私はやっぱり諦めたくはないんだなと痛感した。
憧れや夢で人生終えたくない。
この重い重いお尻、いや腰を上げて踏み出さなくっちゃ。
子供たちに楽しそうな母を見せつけなくっちゃ。
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