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【学びメモ】感覚に頼らない論理的で楽しい配色方法~Schoo版

スクーの生放送で「感覚に頼らない論理的で楽しい配色方法 - Schoo版」(たじま ちはる先生)を視聴しました。

感想は、ひとことで言えば「え、こんなに濃い内容、無料でいいんですか」です。^^ 有料でもいいんじゃないかなってくらい。

以前の同名講義をschoo用に編集・再演しているとのことだったので、それでエッセンスがギュっとしているように感じたのかもしれません。

先生は可愛らしい雰囲気のかたで、ゆったりとした口調で素敵だったのと、なのに「感覚に頼らない、論理的に根拠がないことは嫌いなんです」と仰るギャップがまた良かったです。

比較して良いものなのかですが、私が先日まで受けていた職業訓練では、クリエイティブソフト系の講師(男性)は「適当で良いですよー」というのがお決まりで、「その適当さが(初心者には特に)わからんねん!怒」と感じておりました。
それが少し、選ぶ基準が明確になればというのもあって受講しました。

以下は受講しながら取ったメモに、後から編集を加えた内容です。

色を選ぶ・調整するコツ

今回の授業では、3つのポイントが挙げられていました。

  1. メインカラー(印象を捉える)

  2. サブカラー(調和チェック)

  3. 配色のバランスをとる(調整する)

順番に見ていきましょう。

それと、配色には「70:25:5の法則」があるそうです。
(ベースカラー、アクセントカラー、ポイント)
これも新しく教わったこと。

印象を捉えるため、メインカラーを決める 

授業では、たじま先生がわかりやすくチェックリスト形式で表示してくれていました(その表示もちゃんと色で仕分けしてあったなそういえば)。

チェックポイント①すでにあるものから選ぶ 
ブランドやイベントの色は統一して繋げる(関連させる)と効果的

現場では1から決めることのほうが少ないそうです。
ですので対象となる作品(成果物?)の中からどれかの色を拾ってきたり、クライアントカラーを意識したりすると良さそうですね。

チェックポイント②印象で決める
①のすでにあるものから選ぶことができない場合は、与えたい「印象」で決めるとのこと。
どんな印象を持つかは感覚人それぞれで正答はないものの、統計上での色による印象はだいたい決まっているのでそれに従うということですね。
例えば、明るさでおおよそ「とても明るい=ロマンチック」「明るい=ナチュラル」などと、カラーイメージスケール(統計)の図がある。

調和チェックのため、サブカラーを決める 

ここら辺からSchooの他の人の投稿に感心したり「なるほど」ボタン連打で、肝心の自分が学んだメモがあまり残っていないのですが(苦笑)
かろうじて
「PCCS表色系」「コントラスト比を 4.5以上にする」
といった単語が残っています。

チェックポイント①色を体系立てて表す表色系を使う
チェックポイント②明度差でチェックする

たった一晩で、人の記憶ってこんなになくなるんですね。いや私が老化しただけか(汗)。

配色のバランスをとるため、調整する

チェックポイント①色数を絞る
チェックポイント②明度差を活かす

ここで先生が実際のクライアントワークの修正をビフォー&アフターで見せてくださったのですが、魔法のようでした。

同じデザインでも、4色使用だとゴチャゴチャしてセール告知(情報)が読み取りづらかったビフォー案が、同色(今回は青色)で明度だけ違う状態のアフターだと大変スッキリして見えました。

ここでもし、「30%」とか「セール」文字部分をもっと目立たせてほしいと言われたら、初めてそこに黄色を入れるとか、なるほどでした。

特に初心者では、たくさんの色を扱うと作成にも修正にも手間がかかるし、何より色数が少ないほうが洗練されて見えました。
なので、
・配色の修正依頼はとりあえず明度で調整する
・まずは明度だけで調整した後から、挿し色だけ足すという手もある
というのはそれ自体が賢い、論理的な仕事の進め方だな~と思いました。

私のつたない説明ではこれが限度ですが、興味を持たれた方は
Schooの有料会員でアーカイブ視聴をされるか、たじまちはる先生の著書を探されると良いかもしれません。^^


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