見出し画像

大寒に咲くスノードロップ

我が家のスプリング・エフェメラル、今年最初のスノードロップ(待雪草)が咲きました。去年は2月に咲き出したので少し早いですね。やはり暖冬の影響でしょうか。

いつまでも見ていられる可憐さ。
本当に可愛くて大好き!

以前ポスクロで、スノードロップのポストカードがドイツから届いたことがありました。3.11の震災の直後でした。

スノードロップのいくつかある花言葉の1つは「逆境の中の希望」。表の文章に地震について書かれていなかったので特に意味は無かったかもしれません。でも、受け取った私にはどうしてもそうは思えなかったのでした。送り主は日本を引き当てた時、自然災害で大変な事態になっていることに思いを馳せ、励ましの気持ちからこのポストカードを選んだに違いありません。なんとなく直筆の文字からそれを感じ取った気がするのです。

今となっては事実は問題ではありません。私がその時、どんなに励まされ、ありがたく感じたのか、こうして毎年スノードロップを見るたびに思い出し心が温まる、それが真実です。それで良いではありませんか。手紙の思い出は不思議と色褪せないものですよね。

実際、スノードロップのお花は1年で最も寒いこの時期にこんなに可憐な姿を見せてくれるのですから、見ているだけでも凛とした前向きな気持ちにさせられます。
いつか森の中で群生しているところを見に行きたいものです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?