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2024.3 北海道旅行③④ 青森〜北海道(札幌、旭川)

3日目 3/9(土) 青森〜北海道(函館→札幌)

4時起き。温かいお茶を腹に入れフェリー乗り場に向かう。吐く息が白い。

ふねー

どうしても朝日が見たかったので、船上デッキで強風にあおられながら日の出を待つ。

淡い色の空と海鳥。Bondeeってアプリを思い出す。

6時半、とろりとした朝日が見れた。ああ……。

満足して客室に戻り寝落ちた。景色見てる人少ないな、みんな丸まって寝てた。

9時、北海道の函館着。
雪の量に驚いて道ばかり撮ってた。

雪山ができとる
ホワイトロード

お地蔵さんが見えて駆け寄った。毛糸のずきんかぶせてもらってる。耳があたたかそうね。

五稜郭に寄って、星の部分の土手をぐるぐるまわりました。

今日は札幌を目指すのだ。

乗換駅、長万部(おしゃまんべ)
四国を平定した「長宗我部氏」とやや被ってて親近感がある駅。

苫小牧でも乗り換え。アイスホッケーが盛んな街だっけ。HP♪ HP♪

20時、札幌市に着いた。
函館以上の雪景色が広がっている。興奮が止まらない。

えっ…
旗が立っとる…

ゲストハウスに泊まった。
夕食はセコマのパスタとカップスープ付き海老塩焼きそば。スーパーのお弁当。ゲストハウスは外国の方が多く泊まってるからか、開けた雰囲気があって好きですね。

夜中暑くて目が覚める。掛け布団いらなかった。

4日目 3/19(木) 札幌〜旭川 

久しぶりによく寝た。かわいい朝ご飯を食べて出発。

セコマのヨーグルトがうれしい

札幌はどこよりも雪が多かった。蹴飛ばすと粉雪が散るサラサラの雪。
白く反射して街が眩しい。

札幌駅でアイヌ文化の展示を見た。

文様の入った織物だったり言葉だったり。絵本や漫画で触れたものが今、映像で出ているのが新鮮だった。まだ文化は生きている。

それから弟と北海道大学総合博物館で展示を見た。奴は全国の大学博物館と学食めぐりをしているのだ。
各学部が競い合うように展示が充実していて、駆け足で回ったのに2時間かかった。すんごいボリュームだった。鉱物コーナーで間近で石を見ると欲しくなっちゃう。ミュージアムショップで買いました。

ピーコックパイライト。くじゃくカラーがかわいい

それから、北海道に行くと決まったときから狙っていた
『あさきゆめみし』『日出処の天子』展!

特に『あさきゆめみし』は中学のころに出会った漫画。平安を彩った女性たちのたしなみや生き方。彼女たちを彩る調度品や単。つややかな黒髪。書き込まれたそれは漫画というより絵巻物で、血縁関係が頭に入るまで何度も読んだ。

漫画の生原稿、カラー原稿を至近距離で見る幸せな体験だった。生原稿の修正箇所の少ないこと! お人柄が出てる。カラー原稿の文様が乱れなく描き込まれていてくらくらした。印刷に出ない透明感まで堪能した。

20時。大急ぎで旭川行きの特急に乗る。走った。死ぬかと思った。

車体を彩るライラックの花
乗車記念のスタンプがかわいい
旭川駅でお出迎え♡


今夜は旭川に泊まる。おやすみなさい。


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