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突然繋がる何か

ずっと意味がわからなかったことがふと理解できるようになる、見えなかったものが見えるようになる。そんな体験をしたことは無いでしょうか。

私は小学校4年生の頃に脳が目覚めるというか、今まで全然わからなかったことが繋がっていくそんな感覚を味わいました。

カリキュラムに英語がある幼稚園で育ち、卒園後も同じ幼稚園の小学生向け英語教室に通いました。
何をやっているのかよくわからないまま週に1回のレッスンを受けていたのですが、4年生のある時に文法ってこういうことか!と理解でき、それから問題がすらすらと解けるようになりました。
単語もすぐに頭に入って、先生の言っていることがわかるようになりました。
なんとも言えない感覚で、あ!わかる!そういうことか!楽しい!と細胞が覚醒し、シナプスが繋がっていくような不思議。
発達段階の中で何かがひらけたのでしょうか。
そこから英語だけでなく、ピアノもソフトテニスも頭と体が一生に動く、自分の思うように操れるようになって楽しいことが増えました。

今子どもにソフトテニスを教えていて、なかなか自分の思うように体って動かないものだなと感じます。
中学生の頃強化練習で指導に来てくれた先生がとても褒めてくれたのですが、大人になってその意味がよく分かります。
自分の意思で、体をコントロールすることは容易ではない。
言ったことをすぐにやれてしまうって簡単ではないんだなと。
才能だけじゃなくて、努力でカバーできる部分も必ずある。
やり続けることで何かが開ける。繋がる。
そこまでの道のりは決して楽しいものでは無いかも知れませんが、
乗り越えたその後の喜びをイメージして努力できるか。
そちらの方が貴重な才能かもしれません。
後天的にも外発的にもみんなで育てていきたい、伸ばしていきたい力です。


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