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〔解説〕パスワードの作成・管理方法(Notionテンプレあり)

WEBサービス利用者のうち、8割以上の人がパスワードを使いまわしているようです。
▼参照

私もかつて、5種類程度のパスワードを使いまわしていました。
ところがSNSを乗っ取られたことをきっかけに、全ての登録パスワードを一新。(毎日、隙間時間にこつこつと、3か月くらいかけて遂行しました。。)

いろいろ試行錯誤してたどり着いた、現時点の
1)パスワードの組み立て方
2)パスワードの管理方法
について記録します。(※あくまで自己流の内容です。)



1|パスワードの「組み立て」方

パスワードの作成条件は、次のとおりです。

  1. サイトごとに変える(使いまわさない)

  2. ランダム(推測されにくい文字列)にする

  3. 指定された文字数を使う(8文字以上20文字以下など)

  4. 指定された文字列を使う(英数、大文字・記号を含めるなど)

しかし、ランダムな文字列は覚えられないし、ログイン入力画面のたびにパスワードのメモを調べるのも面倒。(Googleの保存機能で粗方はカバーできますが…)

そこで、パスワードを3~4つの島にわける方法に落ち着きました。

たとえば、
 A → gohan
 B → oo
 C → 2830
なら、パスワードは「gohanoo2830」

◇Aの決め方(固定の文字列)

この世に存在する単語だと推察されやすいので、単語の子音だけとると、複雑っぽくなります。(子音がない場合は母音をとる)

たとえば「ごはん」→「gohan」→「ghn」

◇Bの決め方(変動の文字列)


◇Cの決め方(固定の数字)

暗記できる数字といえば、何かの記念日を使いがち。しかし、もし4桁の場合、日付(mmdd)だと365通りしかないので、できれば避けたいです。
(西暦も含むならましかと思いますが…。)

提案)
日付以外だと、たとえば「自分や子供の生まれた重さ(または身長)」の数字を使うと良いんじゃないか?と思いました。
(私は使っていませんが。←念のため)

2|パスワードの「管理」方法

個人的に、パスワードを記載したリストを管理するのには漏洩の不安があります。(紙・クラウドに関わらず)
そこで、「自分だけがわかるような表現でパスワードを記載したリスト」を作ることに落ち着きました。かっこよく言えば(?)暗号化です。

ちなみに、リストは『Notion』というサービスを使って作りました。

◇パスワードの表現内容について

「A」~「他」をつなげた文字列がパスワードです。
該当しない場合は「-」(またはチェックを空欄)とします。

「A」および「C」:
固定(自分で決めた文字列・数字)なので、該当する場合はチェックを付けるのみです。

「B」:
直に入力します。(が、法則性があるので、リストを見なくても思いだしやすい)

「D」:
文字数の制限が多い場合に使います。「A」と「C」同様に固定で決めておき、チェックをつけるのみです。

「大文字」:
必須の場合、どの文字を大文字にするか入力します。たとえば「先頭の1文字」や「2番目の文字」など。

「記号」:
必須の場合に入力します。

「他」:
「A」~「記号」までに当てはまらない場合に入力します。自分だけがわかる表現でも良いですが、万が一に備えて自分の相続人になりうる人物には情報共有を。

◇運用について

  • あくまで私の経験則ですが、多くのサイトは「A」~「C」をつなげた文字列で対応できる場合が多いです。一度「A」~「C」で入力して、エラーになったらリストをみて、「D」~「他」の条件を確認しています。

  • 暗号化の内容(自分で決めた固定の文字列)は、もしもの場合のために、配偶者には情報共有しています。

◇パスワード以外の情報について

カテゴリ:
「金融」や「SNS」など、属性を入力するとフィルタをかけて検索しやすいです。

登録情報:
住所・携帯番号・クレジットカードなど、サイトにひもづけている情報を入力しておきます。もし変更した場合、フィルタをかけて検索すると、更新が必要なサイトを一気に抽出できます。


【参考】

◇『Notion』のテンプレート

複製可能なので、編集してお使いください。
一行目にサンプルを入力しています。


◇『Notion』の使い方


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