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How to Chase Blissに行ったら機材が生えました

こんにちは。
機材オタクギタリスト、瀬田コルネです。

今回はイベント参加レポに見せかけて買った機材の記事です。


8/27に開催されました、How to Chase Bliss?というイベントに行きました。

御茶ノ水のリットーベースにて開催されました、Chase Bliss Audioの展示・販売会です。
主催のアンブレラカンパニーさん取扱ブランドのアウトレット品や、アパレルアイテムも売ってましたわね。
ZOIAが55000だったの、買えばよかったな。是非もなし。

して、Chase Blissって「名前は聞いた事あるけどよく分からん」みたいなブランドだったんですよね。
「なんか面白そうだけど難しそう」と思っていました。

会場にはスタッフの方もいまして、「これどうやって使うん?」とか「こんな機能のが欲しいんやけどある?」みたいな質問が出来る機会だったので、行ってきました。

今回私はディレイをいくつか試させてもらいました。
BBDを用いたアナログディレイをデジタル制御、或いはデジタルディレイ、その両方がラインナップされていますが、共通しているのは「本質は『良質なディレイ』であり、ディレイだけなら難しい事はない」という点です。
追加機能の部分が複雑で、尚且つ面白いところなんですよね。

私は当日、鉄紺(ハムバッカー搭載ギター)を持ち込んだのですが、「ハムバッカーでも合うアナログディレイ」が見つかったので買ってしまいました。もちろんシングルでも合う。
会場内で延々迷ってごめんなさい。

買ったのはこちらです。


サイズは普通のエフェクターと同じくらい。
電源、入出力、エクスプレッションなどの端子は全て筐体の左右に配置。

Chase BlissのThermae、テルマエです。
この記事にも筐体にも書いてある通り、アナログディレイ/ピッチシフターです。

上段の3つのノブ、左側のトグルスイッチがディレイ部分のコントロール用、下段の3つのノブ、真ん中と右側のトグルスイッチがピッチシフター(とモジュレーション)のコントロール用、という構成になっています。
バイパススイッチとタップテンポ/ホールドスイッチは兼用です。

で、筐体の上側(写真では見えてないですね)にディップスイッチが山ほど付いてます。
エクスプレッションで操作するパラメータは何にする?とかモジュレーションの設定する時にいじってね、とか、そういう機能なのでとりあえず触らなくて平気です。

正直、そんなのはどうでもよくなるほどディレイの音が良い。
クリアでありながら、アナログ特有の回数が増える度にじわっと滲んでいくような響きがとても心地良いです。
ピッチシフターを使うと空間を埋める度合いが跳ね上がります。
2オク下から2オク上まで、8種類くらいのバリエーションを選べます。
少人数編成でも寂しくないですね。
まあ癖が強いので、場面は選ぶかと。もしピッチシフターを使わない時は下段の真ん中と右側のノブを12時の方向にしておくとオフになります。オクターブ上と下に対応してるからセンターがオフなんですよね。あとクリックもないので、不意に動く可能性はあります。
また、ピッチシフトは「ディレイ音に対して追加で発生」するので、「弾いた音+ディレイ音+ピッチシフト音」という感じになります。ワーミーみたいな機能ではないのでお気を付けください。

トグルはタップに対してどのリズムかを設定します。
4分、付点8分、8分だったかな。まあこれもシンプル。
迷ったらとりあえず全部12時にして弾いてみたらいいと思います。

他に試したのはHabitとMood MK2でした。
こちらの2つは…「1人でいくらでも遊べる」みたいな機能でしたので、「ギリバンドでも実用性あるかな」みたいなところでこれを選びました。

どれも総じて、「ノブを弄る楽しさ」がメチャクチャあるエフェクターでした。
これを触ったらどうなるんだ!?
すげえ、こんな音が出るんだ!!
というドキドキが味わえる良い機材でした。

継続してちょくちょくいじりまわしたいですね〜。まだ全部の機能試せてはないので、まだ噛むところがある機材です。


参考にはならないかもですが、これを使った簡単な動画を置いておきます。
シンプルにアナログディレイとしてしか使ってないです。

ファズとコーラスとこれです。最後のフィードバックはテルマエのホールド(タップと同じフットスイッチ)長押しで出ます。


では、本日は以上になります。
That's all for today!
読んでいただきありがとうございました。

これを読んだ皆様がより良い機材に出会えますように。

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