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セッションライブ用に組んだボードの良かったところ・悪かったところ

こんにちは。
機材オタク、瀬田コルネです。

今回の記事はタイトル通り、先日私が参加した際に持ち込んだ機材の評価をしていきたいと思います。
初めてのステージだったので、その経験をまとめるついでに、良かったところと悪かったところをまとめておきたいと思います。
読んで「ステージではこんな事で困るかも?」的な事を考えるとよいかもしれません。
機材選びの参考になれば幸いです。

持ち込み機材は
ギター

鉄紺。

とエフェクターボードです。

ヘッダーにも上げてるやつ。

ボードの接続順は、
ワイヤレス(右下)
チューナー(右上)
その隣のKensei Ogataさんの歪み
MS-3のINPUT
MS-3のループは
1:Stella(ディストーション)
2:SPIDOLA(ファズ)
3:Ive(今回はブースターとして使用)
が入っていました。
フットスイッチとエクスプレッションペダルもMS-3に接続してます。

これらをマグナカートに乗せて持ち込んでいました。


では、早速、良かったところからまとめていきましょう。

1.音量に関わるところを全部コンパクトエフェクターにした点

これはマジで全員にオススメしたい事ですね。
今回、転換毎に簡易的なリハがあったのですが、「もうちょっと音量上げてください」みたいな時に対応しやすいです。
「全体的に小さい」ならアンプのボリュームを上げれば済みますが、「特定の音色だけ小さい」みたいな場合は個別に触らないといけませんからね。
「事前に想定してた音量とちげえ!!」みたいな事もあります(初めてだったら尚の事、中音・外音の聞こえ方の予想なんて出来ませんし)。

(恐らく)これはセッションライブ特有なのですが、1曲毎に人の入れ替わりが発生します。
その分転換も多いので、早く調整出来るに越した事はないですよね。
まあ、普通のライブでも早く終わるに越した事はないでしょうから、これは常に考えておいた方がよいかもしれませんね。


2.『これなら音は大丈夫』という安心感がある

ボードってまあ「これさえあればなんとかなるセット」みたいなもんですからね。
精神的安定ですね。
「最悪の場合アンプ直で弾く」という意志は固めてましたが、それは幸いにも無駄になりました。トラブル無しでよかった。

ただ、あんまり大きい機材だとトラブル発生時に原因究明・解決に時間がかかる場合もありますからね。
その辺のバランスは要検討ですね。


3.話のネタになる

デカい機材と変なギターはとりあえず話すきっかけになりました。
ステージに立つとかその前に、コミュニケーションって大事ですからね。最近ようやく分かってきましたけど。そのとっかかりになったのでよかったです。
あ、ちなみに今回鉄紺を選んだ理由はハムバッカーが曲に合うと思ったのと、ラッカー塗装じゃないギターがよかったからです。
ネックもメイプルで安定感ありますし。

あ、そうそう。
これは考えすぎかな、とも思った事ですが、練習会からギターは同じものを使い続けていました。
ギター変わると、やはり音が変わるので…
恒常的に音を合わせるバンドならまだしも、あんまり回数がない中で合わせていく必要があるセッションだと、あんまりブレない方が良いかな、と思ったのでそうしてました。
ですがまあ、これは周りの人に聞かないと分かんないですね、良かったか悪かったか。
本番だけ別ギターにしてる人もいましたし。


じゃあ悪かったところも書いていきましょうか。

1.デカすぎ

これに尽きます。
参加者全員の持ち込み機材の中で一番デカいボードになってしまったので、本当に反省しないといけません。
控え室(という名の機材置き場)もあまり広くなく、ごった返していたので…まあ、小さくまとめられるならまとめた方がいいな、と思いました。
必要なやつだけコンパクトを持ち込む、というスタイルの方がよいかと思います。
セッションならそんなに必要な音の数も多くないかと思いますし、ペダルトレイン持ち込んだ方が良かったですね。

ただ、あの控え室のものの置き方の感じだと…ソフトケースを置いとくのは不安になるので…「小さいボードを手に持っておく」が一番安心かもですね。ギグバッグは丁寧に扱ってくれるでしょうけど、エフェクターボードはあんまりでしょうから。

まあそういう意味ではアルモアも良かったのですが、いやまあ、デカい。アルモアだとしてももう一回り小さいのがいいですね(持ち込みはPS-2NBでした)。
エクスプレッションペダルは実際使わなかったのでなくてもよかったですし。
他は全部使ったので、まるっきり無駄、という訳でもないですが…でもまあ、減らせたかなあ、という面はあります。


2.チューナー


これですね。
マルチ内蔵のは、たまに当てになりません。
というのも、近い周波数の別の音が検出される場合がありまして、やはり専用のチューナーには敵わない、というのが感想です。
ちっちゃいのでよいので、チューナーは単品で入れた方が確実ですね。


機材についてはこんなところですね。

機材の選定については正解でした。
特にブースト枠のIve。
オンにすると「ギターの音」が際立つので、リードギターには持ってこいの代物でした。音量次第ではバッキングと歌の棲み分けも出来そうです。


相性の良いブースター探すのにスタジオに篭って3時間ぐらいかかった


あとこれは…機材とはギリギリ関係ないんですけど、音合わせの前に個人でスタジオ入って「これでOK!」ってとこまで詰めた方がいいですね。
その後「あれがああだったから変えよう」とか「こう変えよう」みたいなのを積み重ねていくと良いボードになるかと思います。


…そんなところでしょうかね。
今回の持ち込み機材について、私は「音に関わるところは文句無し」という評価をしています。
うん、初回の割には上出来でしょ。って感じ。

一緒にやる人の事を考えて機材を選ぶと良いと思います。


あと最後に、一番大事な事を共有します。
一番重要なのは演奏技術の方です。
練習しようね。

では、本日は以上です。
That's all for today!
それでは、これを読んだ皆様がより良い機材に会えますように。


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