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KTRを買いました

こんにちは。機材オタク、瀬田コルネです。

今回はタイトルにある通り、KlonのKTRを買いましたという記事になります。


機材オタク的に一回は自分で持って試してみたい機材だったので手に入って嬉しいですね。


これ。

赤いペダルです。

Klonと言えばケンタウルスが有名ですが、このKTRはその後継機種、という位置付けとなっています。
後継機種だけに、バッファーのオンオフスイッチの搭載や筐体サイズの小型化など、現代的なアップデートがなされています。

して、ケンタといえば「アホみたいに高いエフェクター」「ギター買える値段じゃんバカか?」と私の中では「メチャクチャにコスパが悪いエフェクター」として有名です。
世間的には分かりませんが、私はそう思います。
例に漏れず、KTRも中古相場が頭おかしい事になってます。10万前後くらいですかね。

試したいけどこの値段出すのは馬鹿馬鹿しい。
今回はたまたま新品が棚に並んでたので買いました。ありがとうイケベさん。
ただ、それでも45000+税で49500円(注:2023/11/25に買いました)です。
いやまあ、普通に高い。同じくらいの値段でBOSSのME-90が買えますね。
まあ10万弱の中古買うよりも精神に良いですね。


して。
ケンタの本物を触った事がないので「比較的よく似てるとされているコピーモデル」を触った際の感想ですが、個人的には「厚ぼったくて歌の後ろで鳴らすには邪魔では?」というのが感想でした。
ギターソロには良いかもしれませんが、それでもやはり暑苦しい感じが自分には合わなかったので手放しました。
なんというか……「いや邪魔〜!!」みたいな帯域の幅の取り方をする印象でした。
いやそこは出さんでええねん、みたいな持ち上がり方をするというか。

で、それとの比較になりますが、KTRの方が大分さっぱりしてます。現代的。
でも、今度は「いい感じの帯域」が持ち上がってくれる印象で、個人的にはKTRの方が圧倒的に好きです。
使い道が広がった感がありますね。

歪み方は、体感としては「倍音が増えていく」という印象でした。音の芯は残りつつ、周りに歪みが付加されていくイメージですね。
クリーンミックスみたいなイメージが近いかもしれませんね。

して、音量は大きめです。ゲインの設定にもよりますが、ボリュームが10時〜11時くらいで原音よりも大きい音量になります。

増幅量が大きそうなのでブースターとしても優秀ですね。


あとバッファーについてですかね。
ペダル自体がオフでも、バッファーをオンにすると急にメチャクチャ音の粒が揃って、響きが綺麗になります。特にコードを弾いた時に各弦の分離感がメチャクチャ増します。
コンプみたいな感じですね。
あとノイズもちょっと減りました。
まあこれはバッファーに共通する特徴であって、この機種特有ではないですけどね。

で、単音を弾いてもやはりしっかりした感じに。
バッファーと言いながら実はコンプじゃないのかコレ。

体感ですが、音はバッファーのオンオフだけでもそれなりに変わる印象でした。
音を潰したい(というか何もしたくない)、或いは際立たせたい、でオフとオンを切り替えるとよいかと思います。


そんな訳で、家で試してみた感想としては「メチャクチャ歪むコンプ」というのが私の結論になりました。
通すと良くなる、上手くなったように聞こえる、みたいな。

細かい事は気にせずに良い感じの音を出したい、という方にオススメです。
個人的にはブースターとして使うのが多分好きですね〜。

今度はヒューマンギア期のものと比べてみたいですね。
どなたか。頼みます。

では、本日は以上になります。
That's all for todayでございます。

それでは、これを読んだ皆様がより良い機材に出会えますように。

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