VirtuesのLanderを買いました
あけましておめでとうございます。
瀬田コルネです。
2024年になってから既に色々な事が起きてますが、私はいつも通りに過ごしたいと思います。
して。
私が2024年にやろう!と思っていた事に、「ファズを色々試す」というものがあります。
というのも、去年組んだこのボード。
気に入った機材を詰めたボードではあるのですが、ファズを試した経験に乏しく、まだ他の選択肢があるよな〜、という気持ちがありました。
ただ、それを思ったのはセッションライブ本番直前だったので、不正解ではないから!!という気持ちでこれを使っていたのです。妥協。
次の機会までにもうちょっと考えたいな〜、と思っていたのが一つです。
そしてもう一つは機材会です。
昨年、ちょくちょく機材会をしていまして、それでいろんな機材を試す機会がありまして。
ファズって深いな……と思うようになりました。
避けてきた沼ですが、避けられない沼は抱擁しなければならない、つまりそういう事です。
ファズといえば、ビッグマフ系とファズフェイス系がほとんどだと思います。
これらが二大巨頭と呼んで差し支えないでしょうが、他にはトーンベンダー、バズアラウンド、モズライト、シンエイなど、まあとにかく色々あります。オリジナルの商品もありますし。
沼でしょう。考えるだけでも嫌になりますね。
そんな訳で、比較的マイナーなものは一度無視して、とりあえず有名どころから!という事で、ファズフェイス系のLanderです。
上のボードに入っているStellaと同じメーカー、Virtuesさんのエフェクターになります。
ボリューム、ゲイン、プリゲインの3つのつまみが付いています。
このプリゲインによって、シングルコイル・ハムバッカーの持ち替えや、あるいは単に音作りの一環としての幅が広い機種だと思います。
試してみましたが、なかなか楽しいです。
「ファズっぽい音」という音ですね。いろんな音源で聴くファズの音ってファズフェイス系の音だったんでしょうかね。
持っているマフ系では個人的にやや物足りなかった、ボリュームへの追従性もファズフェイス系の強みですね。
ファズフェイスにおいて、ボリュームを落として弾いた際の独特のキラキラした音を「鈴鳴り」と表現しますが、それの雰囲気を持っているかと思います。
シリコントランジスタなので、温度による影響が少ないのもグッドです。
安定って良いですよね。使いやすさに繋がりますからね。
総じて、「良い感じに使いやすくブラッシュアップされたファズ」という印象を受けました。
古い機材の使いにくさ(と、それによって得られるある種の魅力)を削り、現代的な使いやすさにまとめられている製品だと思います。
こう書くと「じゃあつまらんのか」と思われるかもしれませんが、そこはそれ、流石のチューニングが為されています。決して退屈ではない逸品です。
私みたいな「使いやすくて楽しいファズが欲しい」みたいな人に特にオススメです。
Virtuesさんはメーカー買いしていい、と個人的に思っておりますが、それがより強化された買い物でした。
では、本日の記事は以上になります。
本年もよろしくお願いします。
それでは、これを読んだ皆様がより良い機材に出会えますように。
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