今、飲んでいる薬、本当に必要ですか?

私が、コロナに感染たのは今年の6月末で1ヶ月半が過ぎました。
ワクチン未接種ですが、一晩で解熱したので医者には罹りませんでした。最近は、何か起きれば、すぐ医者や薬頼みが一般的ですが、お陰さまで、長年、私は風邪で熱を出すこともなく過ごしており、娘は、インフルエンザは寝て治す派なので、我が家は薬要らずです。もちろん、サプリメントも試したこともありません。

私は、迂闊にもウイルスに感染しました。ワクチンを打ってない人が重症化すると言われていますが、腹圧呼吸がどのぐらい回復に役立つかの調査と挑戦、自力で乗り越えたら、癌のような大病を罹ったときの心構えができるかもしれないと、ちょっとワクワクしながら、どのように体が回復していくのかをじっくり味わってみることにしました。いままでの、体調の変化を記してみます。

6月30日の夕方、何かが血液に入り込み腕から指先に流れるのを感じました。私は、手で触って目で見て血液の流れを読み取る職人、自分でも変人と思うほど肌感覚とか触感が敏感です。まるで、エイリアンの映画のように暴れん坊が、体中に侵入してくるようでした。ベッドに横になると、私のお腹の奥のふいごは、どんどん酸素を体中に送り込みます。前にも書きましたが、私の睡眠は、血液が一番流れやすい姿勢で、朝まで寝返りを打ちません。熱い血液が、全身を巡っているのを感じながらすぐ眠りに落ちました。夜中に、びしょびしょのパジャマを着替えました。翌朝には、体の中の火事は鎮火して私の血液は穏やかになっていました。腹圧呼吸の威力は、偉大です。背筋を24時間伸ばす私の姿勢は、喉に空気が触れることがないので、咽頭痛はありません。呼吸と血流が、ウィルスとの戦いに勝利したと実感しました。

この熱による新陳代謝で、皮膚は滑らかで柔らかく赤ちゃんのようになりました。その反面、熱と戦い疲労して肌に弾力がありません。体の中はどうでしょう。私は、体の内部を開いて見ることはできませんが、高熱で剥がれ落ちた老廃物が痰になり、喉の下の胸の上に張り付いているのを感じました。腹圧呼吸の人の体は、肩を下げ気道を長く伸ばすために胸から喉が一直線にストレッチされています。それは、咳払いしにくく痰が出しづらいことがわかりました。仰向けに寝ると、胸にある痰の重さで気道が圧迫されて呼吸がしずらくなるため、体を起こしている方が安心でした。

次から次に胸に引っ付く痰が無くなったとき、完治すると推測しました。老廃物が、ちっちゃな痰になって口から出てくる、これがどのぐらい長く続くのでしょう。最近、朝方に黄色い痰が出ます。鼻をかむと黄色い硬いものが混じっています。そろそろ終盤でしょうか。

余談ですが、肩を上げてうがいすると、頚椎狭窄省やヘルニア予備軍に。
頚椎が折れ曲がって、肝心な喉に水は当たりません。口うがいは、日本人特有かもしれません。

感染2週間後のこと、この数年、正常に働いていなかった嗅覚が元に戻りました。それと同時に、味覚は、食べ物に薬が混じったように感じるようになりました。普段から、味覚の鋭さは血流によるものと考えているので、エクササイズの量を増やして背筋を伸ばす意識を強くしたところ、この症状は約二日間で元に戻り、石けんの香りを楽しめなくなりました。

感染1ヶ月過ぎて、この1週間は、朝晩の咳がひどくなりました。痰もまだ絡んでいます。咳は長く続くと、頭に響きとても辛いです。ドバイにやってきた年に、1ヶ月ほど、ひどい咳で眠れないことがありました。その経験から、もしもに備えて日本からいくつか薬を処方してもらい冷蔵庫に保管しています。喘息の吸引薬シムビコートがあるのを思い出し、それを試してみました。朝晩と1回ずつ2回吸っただけで、咳は治りました。恐ろしいほど効きます。

喘息の発作用の吸入薬

先週は、右の奥歯にひどい痛みがありました。これがコロナ感染と関係あるか定かではないですが、何十年も前に根幹治療をしていて神経がない歯が、噛めないほど痛くなりました。一晩寝たら痛みが少し良くなったので、この歯痛は血行を良くすることで解決すると確信しました。私の睡眠は、一晩で髪も爪も修復できるほど血液が循環します。大好きな”コアリズム”のエクササイズを連日して、四日間で歯痛は無くなりました。

四日間の歯痛によって、右側で噛むことができず右の顎が下がりました。発熱による筋肉の緩みも加わって、ほっぺの形が左右違います。これを元に戻すためには、口を少し尖らせるようにして、強く口から息を吐きながらスロージョギングするのが効果的です。しばらく、左右のバランスを取り戻す日が続きそうです。スロージョギングは、痰を押し出すのにも効果が期待できそうです。


娘が生まれてから、予防接種でお世話になった地元のかかりつけ医の先生が、もしものための薬を処方してくださいます。抗生剤は、寝不足続きで患った膀胱炎のときに役に立ちました。ステロイドの塗り薬は、たまに娘に蕁麻疹がでるので使います。昨日は、シムビコートに助けられましたが、どうにもならないときピンポイントでちょっとだけ使う、こんな風に薬と付き合えたらいいなと思います。

我が家の常備薬、絶対に欠かせないのをご紹介しましょう。亜鉛系の塗り薬キップパイロールです。火傷、切り傷、打ち身、ブヨや毛虫を含む虫刺され、母は咽頭痛にも使うといい、45年来の救世主です。当時は、アメリカンファーマシーでしか買えませんでした。深い切り傷には、薬剤をたっぷり盛ってテープを貼るとすぐ止血して傷口を塞ぎます。缶入りとチューブがありますが、なぜか缶入りが効果抜群です。


今回、シムビコートを使うのとき、ふと、冷蔵庫に保管してあった抗生剤クラリシッド、クラリスロマイシン、セファクロルを検索してみました。お薬手帳には詳しく書かれていませんが、どの抗生剤も呼吸器、中耳炎、膀胱炎、あらあら何でも治せます。私たち人間が本来持っている抵抗力に代わって、どんな菌でもやっつけてくれるそうです。


抗生剤、咳と鼻水と検索したら、こんな素晴らしいブログに出会いました。子育て中のママさんに、ぜひ読んでいただきたいと思いシェアします。

人間も動物も、血液が流れなければ病気になる、世の中に起きること全てに理由があります。”物理”なんです。正しいことをおっしゃるお医者さんが、世界中に増えて、真の健康に関心を持ち、誰もが自分の体をしっかりプロテクトできるようになれば、新種のウィルスに怯えることはありません。私のコロナウィルスとの戦い、体の治り方の実体験は、もう少しで終わるでしょう。終わってほしいです。これも、私の成長記録かなと思います。何歳になっても、挑戦し続けていきたいです。

胎盤。血液だけ胎児は育つのです

コロナに感染してしまった方は、どうぞお大事にされますよう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。




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