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いろんな考え方やメンタリズム

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「質」を上げるために

こんにちは! こしあんです。 あなたは「仕事の質をもっと上げたい!」と考えたことがありますか? 同じ時間でより良いものが作れるようになればいいですよね。 私も細々とこのように文章を書いている身ですから、もっと良いものを作っていきたいという気持ちがあります。 仕事でも趣味でも、もっと上手くなりたいと感じて日々試行錯誤している人も多いと思います。 ただ、そのため完璧主義に陥ってしまう人もいるかもしれません。 実は質を上げるには「あーでもない」「こーでもない」と頭で考

終わりよければすべてよし

こんにちは! こしあんです。 あなたは旅行に行ったときどんなことが印象に残っていますか? 美味しい食事や素晴らしい景色、はたまた旅先でのトラブルなんてものもあるかもしれません。 いろんな思い出があると思いますが、1から10まですべての出来事を覚えているわけではありませんよね。 私たちは記憶を断片的に憶えていてそれを引っ張りだしているわけですが、どんなことが私たちの記憶に刻まれるのか。 同じ旅行に行ったとしても「そんな事あったっけ?」となることもあります。 人それぞれ

あなたが気になるのはどっち?

こんにちは! こしあんです。 あなたは買い物に行って商品の傍に置いてあるポップにつられ、それを手に取ってしまった経験がありますか? 「1日限定10個!」とか、「これを逃すともう手に入りません!」なんて書いてあると、急いで買わなきゃと思ってしまう人も多いのではないでしょうか。 売り場では消費者がつい買ってしまうように様々な工夫がされていますよね。 いろんな表現の仕方があると思いますが、どうやら私たちはネガティブな情報を重視してしまう傾向があるようです。 その結果、間違

グルグル思考の原因を探すときに惑わされる7つの手がかり~異常性~

こんにちは! こしあんです。 あなたは普段どんなことがストレスになっていると思いますか? 人間関係、仕事、家庭と人によって違いますよね。 また、一言で仕事のストレスと言ってもその内容や勤務時間、通勤手段、裁量権がないなど挙げればきりがありません。 何をストレスと定義するかは人それぞれです。 そんな中、ストレスの原因を探ろうとするとき私たちがつい見つけてしまう手掛かりがあります。 それが「異常性」というものです。 今回は、人がグルグルと思考を巡らせていくなかで滅多に起

グルグル思考の原因を探すときに惑わされる7つの手がかり②、③~十分性・必要性~

こんにちは! こしあんです。 前回は「この原因があるからこの結果になった」という類似性の話をしました。 今回は、その類似性よりもはるかに強力な手がかりとなっている「十分性」と法制度においても結果を検討する際に基準となる「必要性」について話をしていきます。 【他の選択肢を除いてしまう】手掛かりの罠この十分性はひとつの原因を突き止めたと思った瞬間、他の可能性を「除外」してしまう手掛かりの一つです。 たとえば、若い女性が道端で突然転んでしまったところをあなたは目撃します。

グルグル思考の原因を探すときに惑わされる7つの手がかり①~類似性~

こんにちは! こしあんです。 私たちは何か問題が起きたとき、真の原因を突き止めようとする気持ちが強すぎて何度も反芻を繰り返しメンタルが弱ってしまうという話をしました。 実は私たちはこの原因を考えるうえで、周りにあるいろんな手がかりを元に答えを導きだそうとします。 この手がかりが役に立つのであればいいのですが、どうやらいつの間にか確証バイアスに囚われ、手掛かりがあるが故に迷宮に迷い込んでしまうことがあります。 今回は、私たちがつい惑わされてしまう7つの手がかりを一つず

思い悩む人が囚われているもの

こんにちは! こしあんです。 あなたはその日の出来事を思い出して、グルグルと思考を彷徨わせることがありますか? それとも一日寝ればスッキリしてしまう方でしょうか。 ただ、あまり気にしないという人でも思い悩むことはありますよね。 年収や職業、年齢に関係なく人それぞれあります。 忘れようとして何か違うことをやっていても、ふとそのことが頭をよぎりいろいろ考えてしまいます。 また、その思考に囚われ過ぎて体調を崩してしまう人もたくさんいます。 なぜこんなにも自分を苦しめてしま

人は疎外感を感じる生き物。だからこそ知っておきたいあなたに必要なもの

こんにちは! こしあんです。 突然ですが、あなたは「挨拶をしたのに返事がない」、「メールの返信が遅い!」といった事があると不安になりますか? 全く気にしないという人もいるかもしれませんが、「何か気に障ることをしたかな?」と気になってしまう人も多いのではないでしょうか。 酷くなると何だかモヤモヤして眠れなくなったりもします。 いくら「気にし過ぎだ」と言われても気になっちゃうものは仕方がありませんよね。 ただ、こういった心の変化はあなたに限ったことではありません。

自分の気持ちを偽り続けることで起こる変化

こんにちは! こしあんです。 あなたは今、自分が持っている価値観を大切にして、きちんと意見を言える環境に身を置いていますか? 会社や家庭で「納得がいかない!」と思いながらもとりあえず周りに合わせている人も多いかもしれません。 最近ではブラック企業だけでなく、ブラック校則という言葉も聞くようになりました。 そこでは当たり前とされている事でも、全国的に見れば”ちょっと変”なものもあるかもしれませんね。 では実際、そのルールに納得がいかず互いの価値観がぶつかった時どうなる

あなたは人が成長するために必要な「建設的な対立」をしていますか?

こんにちは! こしあんです。 今回は、職場でも家庭でも必要な「対立」についての話をします。 多くの人は「対立」という言葉から連想するものにあまり良いイメージはないかもしれません。 しかしお互いの意見を言い合うのは多様性が進む中で避けられないものでもあり、より良いものを作るうえで大切なことでもあります。 オーストラリアの組織心理学者カレン・ジェーンによれば、人がする「対立」には大きく2つあります。 一つは「リレーションシップ・コンフリクト」でもう一つは「タスク・コンフ

脳とお金の関係

こんにちは! こしあんです。 突然ですが、あなたはお金好きですか? それとも大好きですか? なかなか「嫌いだ!」と言う人はいませんよね。 そして、誰もが一度は「お金持ち」というものに憧れるのではないでしょうか。 「好きな物を、好きな時に買えるだけのお金があれば」と考えたりします。一攫千金を狙って宝くじを買う人もいますよね。 実際、心理テストや脳スキャンを使った調査でも、大金持ちになった人を「羨ましい!」と思うことがわかっています。 しかし、注目すべき点は他にありま

同調するのは悪いことなのか?

こんにちは! こしあんです。 日本でも同調圧力という言葉をよく聞くようになりました。 あなたはこの言葉にどんなイメージを持っていますか? 「圧力」なんて言葉が入っているので「息苦しい」とか「潰されそう」なんてことを連想するかもしれません。 また、個性が大切だという意見ばかりが先行すれば同調することに嫌悪を抱くかもしれません。 言葉のイメージからはあまり良いものがありませんが、だったら全くいらないのか?と聞かれれば「どうなんだろう?」と考えてしまいます。 今回は、そ

アイデアを捻り出すための一つの方法

こんにちは! こしあんです。 あなたは「何か新しいことをしたい!」とか「人とは違うところで活躍したい!」と考えたことがありませんか? あっと驚くようなアイデアが降ってこないかな?と考えたりもします。 まあ、滅多にありませんよね。 そこで、いつもとは違った視点から物事を見る方法を一つ紹介したいと思います。 それは「前提逆転発想法」というものです。 これは元陸軍将校で創造性開発の専門家マイケル・マハルコという人が提唱しているものになります。 簡単に言えば、逆転の発

あなたの中の独裁者

人は自分の信じていること、考えなどを否定されると怒りや悲しみが湧いてくることがあります。 神経科学者によると自分の中核的な信念を否定されると、偏桃体の防御本能が働きだし、「闘争・逃走」反応が起こるそうです。 そしてこの反応は心に直接ダメージを食らったように感じ、不安や恐怖を増幅させます。 そこで、自分を守るために武装した「独裁者」が救助に駆け付けます。 「信念やアイデンティティを守れー!」と臨戦態勢に入り、「ガルルルルゥ」と相手を威嚇し始めます。 私たちの思考が独裁者