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ついに運命の日がきてしまった。

前回は、

翌日のフライトのため、朝4時には起きなければいけない私。
ファームのカバンから、仕事用のカバンに大体の荷物を詰め直したところで、シャワーを浴びようとシャワールームに行った。

というお話しでした。

「今日何時間寝れるんだろう・・・。2時間半?3時間?まぁ、飛行機の中で寝ればいっか!」

そんなことを考えながらいつもの場所でいつものように服を脱ぎ、いつものように1m×1mほどのシャワールームに入った。

いつものように髪を濡らし、シャンプーを手に取り、髪を洗いだしたのだが、髪を洗いかけたところで、いきなり今まで感じたことがないような、ハンマーで殴られたような、あり得ない激痛が頭の中を稲妻のように走った。

その痛みは、頭が本当に割れ、血が噴き出ているんじゃないかと思うほど。

頭が痛い・・・。痛い、痛い、痛い、痛い、痛い。そう感じていると、いきなり右足がなくなった。

それは、右半身だけが切れのいい刀で切られ、自分の脳さえ気づかないうちに、右半身が一瞬にして地面の下に落ちていったような感じ。

激しい頭痛を感じてから実際に倒れるまでは、本当に一瞬で、0.00000000001マイクロ秒もなかっただろう。

しかし、体が崩れ落ちていくなか、私の脳はそのすべてをスローモーションで捉えており、とても冷静だった。

長くなるので一旦区切ります。

#刀 #崩れ落ちる #頭



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