シュタイナー教育講座まとめ「リズムの時間」(2018.6.20記)

第一回目は「リズムの時間」
シュタイナー教育では、その子供の年齢や発達に沿ってカリキュラムが組まれているのですが、生活の中にリズム、自分の中に一定のテンポを保つことの大切さについてのお話があって、ひとつ大事なことを教えてもらった。

「子どもはうまく呼吸ができない」

上手に眠りにつけない、とか
楽しいことはもっともっと続けたい。
上手に自分でコントロールできない。など。
自分の中でこれがうまく出来ればそれは生きる力になるということ。
授業の中にリズムを作ることで、子どもも教師も生き生きとスムーズに授業が進められる。
具体的に言うと、集中⇒拡散⇒集中⇒拡散 という循環。
シュタイナー教育のメインレッスンの中では3つのパートに分けられる。
リズム⇒メイン⇒お話の時間 がひとつの流れ
集中⇒拡散⇒集中
朝の静かなあいさつ⇒だんだん大きく⇒また静かになる
このような流れになります。
これは私も幼児クラスで体験しましたが、
本当に心が落ち着きますので、子どもたちも不思議とまとまります。
あと、遊びについて。
鬼ごっこや縄跳びなどの遊びは、子どもの中にリズムを作る。
例えば大縄跳びに入ってゆくことは、自分のリズムから外のリズムへと入ってゆくこと。
遊びを通して、自分のリズムと相手のリズムを合わせるということも学んでいるんですね。
鬼ごっこという遊びは、恐怖心とどうやって付き合っていくか学ぶ機会であるという。
鬼が追いかけてくる。無意識から来る恐怖心、悪夢、走っても逃げられない。
でも 鬼に捕まってかえってホッとしたり。
自分の身体をいかにコントロールするか、
どうやって周りの様子に気づくかということ。
鬼ごっこの利点は、何かを認識して行動する力、知覚して行動するための訓練にもなっているのですね。
(考える⇒行動 思考と意志が結びつく)

鬼ごっこ以上に身体をコントロールする力が必要なのは、
「だるまさんがころんだ」という遊びです。
子どもの頃に何気なく遊んでいたものの中に、たくさんの学びがあったことに目から鱗でした。
その他、いろんな遊びやゲームが紹介されて、実際に私たちも体験してみました。
シュタイナー教育では、思考と意志と感情がバランスよく結びつくことを大切に
考えられています。

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