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御嶽渓谷の紅葉 X100V・クラシックネガ編

都心の紅葉はまだ今一歩…ということで少し足を伸ばして青梅市御嶽渓谷の紅葉を撮り歩いてきたので、収穫をお見せします。
タイトル通り、今回もフィルムシミュレーションはクラシックネガ限定。しかも、フィルム撮影をオマージュして36枚でお送りします。「Classic Neg. 36枚撮り」という架空のフィルムで一本撮ってきた、という趣向ですね。彩度低めで紅葉にはどうか…?という心配はありつつも、それはさておいて、さっそく話を進めます。

ちなみに、タイトルが「X100V・クラシックネガ編」なのは、別に「α7S編」も仕込んでいるから。こちらはまた後日です。

まずは場所のご紹介から。

青梅市から奥多摩町にかけての東京最西部のエリアです。東京都心(東京駅)から電車で約2時間、青梅線御嶽駅徒歩0分でとても便利。思いついたらすぐ行けてしまいます。

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駅を降りて交差点を渡り、橋の脇から遊歩道に降りていきます。時間は午前8時。少し遅いかなと思っていたけど、そこはやはり山の中。ようやく朝陽が差し込み始めるかという感じで、最高のタイミングです。

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駅の観光案内所では、上流に行っても下流に行っても楽しめますよと聞いたので、とりあえずまずは上流に向かいます。

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徐々に陽が届いてきて、しっとりと朝露が降りてきます。空気はあくまでも澄んでいて、光にきらきらと輝いてとても美しい。

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ある程度行きついた辺りで河原に降りてみる。

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水が(当然ながら)めちゃくちゃ綺麗です。水を美しく撮れるレンズは良いレンズ、という個人的基準があるのですが、X100V、やはり良いです。

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この辺り(1㎞くらい遡った地点)で引き返して下流方向へ戻っていきます。

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すすき、ついつい撮っちゃうんですよね…。

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駅近くまで戻った頃には、谷底まで陽が届いています。ここから紅葉のターンの始まりです。

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実際はもっと朝陽に透き通って輝いているのですが、クラシックネガだと落ち着いた渋めの現像になりますね。これはこれで全く悪くないですが。

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大イチョウの奥に見える漆喰の塀の向こうは玉堂美術館。庭園もあるみたいで気になりますが、先に進んでいきます。

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落ちた葉っぱも美しく。とはいえ、まだまだ落葉も少なく、全体としてはまさに見頃といった感じです。

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川沿いには点々と巨大な岩が転がっており、各所でボルダリング会が。

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X100V、大きく寄れるのでとってもオールマイティ。

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駅は単線です。(スタートの御嶽駅から一駅分歩いた沢井駅。ゆっくり撮影しながら休憩も挟みつつ歩いて、約3時間くらいでしょうか)

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秋は紅葉だけではありません。

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そしてこれが最後の一枚。X100VにはNDフィルターが内蔵されているので、何も付けずとも水の流れが撮れてしまいます。超便利。素晴らしい。

以上、「Classic Neg. 36枚撮り」の巻でした。振り返ってみると、ほんとX100V1台で何でも撮れてしまうなあという感想です。と言いつつも、一緒にマクロも持って行っていてそれはそれで楽しんでたんですが、それは次回の話。
最後に狙い目の時間ですが、渓谷なので当然良い光を狙える時間は自ずと限られてきます。今の時期であれば、朝8時~10時頃が一番良いんじゃないかな。逆に夕方も良いかもしれませんが、見ている限り川の左岸(西側)の方が色付いた木々が多く、朝の方がチャンスは多いかな、と。来週3連休、あるいはその次くらいまではまだまだ楽しめると思います。

次回も同じく御嶽渓谷の紅葉、「α7S編」。こちらはすっきり透明に光り輝く絵をお見せする予定です。それではまた。

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