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「土曜の丑」から学ぶ節約術

こんにちは、皆さん。

最近、色々と思いついた内容を気の向くままに書いてきましたが、今日は久々に節約術についてお話ししたいと思います。

お金の使い方は誰にとっても大切なテーマですよね。
特に若い方や学生の皆さんにとっては、将来に向けて非常に気になるところでしょう。

今日は「土曜の丑」から、節約の秘訣を学んでみましょう。


「土曜の丑」とは

「土曜の丑」とは、江戸時代に日本で生まれた夏の暑い日に鰻を食べる風習です。

スーパーや百貨店に鰻の蒲焼がずらりと並べられ、それを買い求めるお客が殺到し次から次へと飛ぶように鰻が売れる現象、それが「土曜の丑」です。

「土曜の丑」の起源

そんな、鰻が売れる「土曜の丑」の起源には諸説ありますが、その中の一つを紹介します。

商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の元に相談に赴いた。

源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。
すると、その鰻屋は大変繁盛した。

その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した。

Wikipediaより抜粋

こんな感じで平賀源内という賢い人が鰻屋さんに対してマーケティングのコンサルをした結果、「土曜の丑」に鰻が売れるようになったんですね。

「土曜の丑」から学ぶ節約術

それでは、今日の本題です。
この「土曜の丑」と節約術にいったいなんの関係があるのか?

ポイントは「なんか土曜の丑と書いた張り紙をしただけで、飛ぶように鰻が売れた。」という点です。

元々張り紙が出てくるまでは「鰻」と「土曜の丑」には何の関係もありませんでした。
しかし、適当に書かれた「土曜の丑=鰻」という嘘を信じて鰻を買い求める人が出てきて広まった結果、「土曜の丑=鰻」が真実になりました

こうして、土曜の丑の日に鰻を食べるのが日本では当然となりました。

当然となった結果日本で何が起こったか?
それは、鰻を食べるのが当然になった結果、鰻代の分だけ日本人が年間で支払う固定費が増えたということです。

みなさんは当然支払う金額をなくして節約しようと思いますか?
おそらく、当然かかる費用なので、まず削減対象外にするのではないでしょうか?

この結果、「土曜の丑」が流行る前後で日本人の節約可能な金額は鰻代分だけ差が発生することになりました。
さて、あなたはこの事実に気づいた時、鰻代をどうしますか?

まとめ

今回は「土曜の丑」から学ぶ節約術についてお話しました。

節約に挑戦してもうまくいかない時、「私には節約する才能がないのかもしれない…」と自分を責める人もいるかもしれません。
しかし、今回取り上げた「土曜の丑」のように過去から連綿と受け継がれてきた習慣によるものも大きく影響を及ぼしている点を忘れないでください。
(過去の影響を全く受けていない人なんていません。絶対何かしらの影響は受けているし、これからも受け続けます。そして、自然とあなたも世界中の人々に影響を及ぼしており、知らず知らずのうちに様々なものが受け継がれていきます。世界…いや宇宙とはそういうものです。)

話が脱線しましたが、このことに気づいた時、その習慣を断ち切り革命を起こすのか、その習慣を大切にして次世代に受け継ぐのかはあなた次第です。

節約に答えや正解はありませんが、もし出来る限り節約したいと考えるのであれば、根本的な部分から見直すことで新たな発見があるかもしれません。
(ちなみに、逆にお金を儲けたい人は「土曜の丑」のように上手く国民を洗脳し搾取できる体制を築き上げてしまいましょう!洗脳は最強の集金システム!)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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