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【ポケモンSV】ギガスドガス&天邪鬼ステラパ【レギュFダブル】

1月7日(日)に開催された第53回つのおふ(レギュレーションFダブル)で使用した構築記事です。

大好きなレジギガスがとにかく使いたかったのと、新要素のテラスタル:ステラも活用してみたいというヨクバリスなコンセプト。欲張りすぎて結果パーティの完成度として低くなるのはわかっていたけれど、使ってみたかったのだから仕方ないと割り切って組んでみた。
基本選出はレジギガス、マタドガス(原種)を先発、控えにラブトロス(化身)、エルフーン。
ラブトロス要塞ルートはラブトロス(化身)、エルフーン、ヤバソチャ、クレセリア。

結果は3勝2敗で予選敗退

以下、ポケモンごとの個別解説。

レジギガス
特性:スロースタート 持ち物:いのちのたま 性格:いじっぱり テラスタイプ:ゴースト
技:にぎりつぶす、ヒートスタンプ、ドレインパンチ、まもる
努力値:A252、D4、S252
デメリット特性のスロースタートを消せば、合計種族値670の暴力で押し潰せる・・・はずだったのだけれど、パラドックスポケモンたちと比べるとそこまで性能が優秀なわけではないのとダイアタックのような殴りながらS操作する手段がないので、スロースタートを消す手間が必要な分、現環境ではそこまで強くはなかった。
初動で特性を消さなくても動かせるケッキングの方が柔軟な動きができて強そう。
ケッキングとの差別点として一番大きいのはヒートスタンプの有無で、モロバレルやらサーフゴーをワンパンできる点。また、特性なまけは上書き不可能だけれど、スロースタートは上書き可能な点も異なる。

マタドガス(原種)
特性:かがくへんかガス 持ち物:こうかくレンズ 性格:おくびょう テラスタイプ:草
努力値:H244、D12、S252
技:ねっぷう、ちょうはつ、おにび、まもる
特性かがくへんかガスにより、味方のレジギガスのスロースタートを消しつつ、相手の有用な特性を消す。
特性依存の戦術を拒否できるのが強みだが、マタドガス自体の性能はサポート主体なので、隣で何をさせるかが重要。
マタドガス研究会員のゆとり大福氏曰く「相手の悪戯追い風使いを上からワンパンできるやつで圧殺するのが良作」とのこと。先発ツツミアロキュウから、アロキュウをマタドガスに交代しつつ眼鏡ツツミの吹雪をぶち込むのがオススメらしい。
そのゆとりさんと練習で使ったとき、化学変化ガスにはスキルスワップ無効とかいう仕様があることを初めて知りました。

ラブトロス(化身)
特性:あまのじゃく 持ち物:とくせいガード 性格:ようき テラスタイプ:ステラ
努力値:A4、B124、C4、D124、S252
技:ばかぢから、テラバースト、ドレインキッス、まもる
新要素のテラスタル:ステラを活用したかったので採用。
基本は馬鹿力やステラテラバーストで能力を上げつつ、隣のエルフーンからもくすぐる、嘘泣きでさらに能力を上げて要塞を目指す。
回復技としてドレインキッスを採用しているため、耐久値は若干低くなるけれど、努力値をBDに振り分けてHP実数値を低くした。
要塞化した後はヤバソチャやクレセリアで自己暗示して詰めきる。
レジギガスが倒れてマタドガスの横にラブトロスを出す場面を考えて特性ガード持ち。
LEGENDSアルセウスのメインデータからラブトロスを持ってきたらまさかの最遅個体だったため、つのおふ2日前に急遽LEGENDS再走することになってしまった。(Switchオンライン情報でLEGENDSやってることがサブロー!さんに見られてて、ラブトロス使うのバレてた)

エルフーン
特性:いたずらごころ 持ち物:おんみつマント 性格:おくびょう テラスタイプ:悪
努力値:H252、B4、S252
技:くすぐる、うそなき、なやみのタネ、おいかぜ
レジギガスのスロースタートを悩みのタネで上書きしたり、ラブトロス(化身)にくすぐる、嘘泣きで耐久を上げるのが主な使い方。
稀に相手にくすぐる、嘘泣き、悩みのタネを使うこともある。
ラブトロス軸の動きでは相手の天然が天敵となるので、悩みのタネはこの構築においてシナジーの塊。
このエルフーンの枠はラティオスのシンプルビームにして、ハリーマンの小さくなると絡めるパターンも考えていたが、レジギガスにシンプルビームを使ったときのデメリットが大きすぎることとこの指に弱すぎる点から断念。

ヤバソチャ
特性:おもてなし 持ち物:ゴツゴツメット 性格:ずぶとい テラスタイプ:水
努力値:H252、B132、D124
技:シャカシャカほう、いかりのこな、ちからをすいとる、じこあんじ
耐久を上げたラブトロスの横に出して回復しつつ、隙を見て自己暗示で自身のエース化も目指す。
ラブトロスの能動的な回復手段が弱いので、そのサポートをするのが主な役割。
力を吸い取るを味方のラブトロスに使えば、自分は回復しながらラブトロスの攻撃も上げられるのがオシャレです。

クレセリア
特性:ふゆう 持ち物:ぼうじんゴーグル 性格:おくびょう テラスタイプ:悪
努力値:H252、B4、S252
技:アシストパワー、ムーンフォース、みかづきのいのり、じこあんじ
ヤバソチャと同じく、ラブトロスの回復役および暗示役として採用。
怒りの粉を無視して自己暗示するためにゴーグル持たせたけど、今回のオフでの発動は0回。
お互い自己暗示アシストパワーの撃ち合いになったときに有利を取るため悪テラス。
前回と同じ個体のため、変えるのが面倒だっただけ。

◆今回のつのおふ面白劇場
対獅子達磨さん
獅子達磨さんはヒスイバクフーン×バウッツェルの噴煙こんがりボディのコンボパ。
初手ラブトロス×エルフーンで1ターン目にラブトロスへ嘘泣き、バクフーンがスカーフのため火力不足でエルフーンが倒れず、次のターンにバウッツェルへ悩みのタネで不眠にしてバウッツェルが噴煙を受けるようになり、裏のクレセリアで暗示をキメてやりたい放題。

対モルフさん
モルフさんのパーティにブリジュラスがいるのでモロバレルがいかさまダイスタネマシンガンだと予想。
モルフさんの初手はグレンアルマ×モロバレルで明らかにトリックルームの構え。1ターン目にレジギガスのヒートスタンプでモロバレルをワンパンしつつ、マタドガスの挑発がグレンアルマに入り、ボコボコのボコ。
対戦終了後にモロバレルのタネマシンガンを何故見抜けたって言われたけど、あなたのパーティそいつしか連続技できないじゃあないですか!

対サブロー!さん
まさかのギガスドガスミラー。なんで被るの??(前回つのおふの流れで僕がドーブル×ベトベトン使うと踏んでのメタだったと後で聞いた)
サブロー!さん側はイエッサン♂とテツノカシラをサブプランとしたパーティで、自分もイエッサン♀×テツノカシラをサブプランにするのをつのおふ直前まで考えていたところまで被ってて爆笑。
サブロー!さんは初手レジギガス×イエッサン♂でスキルスワップからレジギガスがフルパワーに、こちらはラブトロス×エルフーンでスタートして、レジギガスは倒したものの裏のテツノカシラに蹂躙されてしまう。
最後にサブロー!さんのイエッサン♂がスロースタートから調子を取り戻すという珍場面で終了。

◆課題点
現環境では悪戯追い風組は最速が多く、レジギガスでは結局追い風をされてしまい上から殴られて終了するパターンになってしまう。レジギガス使うならスカーフでも持たせてノーマルテラスにぎりつぶすしてる方がたぶん強い。マタドガスを活用するならば、初手はツツミアロキュウやイエッサンカシラなどを出しつつ、マタドガスに引きながら相手の特性を消して上から殴るのが良さそう。
ラブトロスは素の耐久も耐性も悪く、初動の火力も低いため、耐久を多少上げた程度では高火力でゴリ押しされることも多い。天邪鬼を活用するなら、カラマネロでスキスワしてエースを作る方が強そうだけど、これも先駆者のゆとり大福氏曰く「コンセプトがそもそも怪しい」とのこと。

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