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人生の目的

『生きるために働く必要がなくなったとき、人は人生の目的を真剣に考えなければならなくなる』

ケインズの言葉だそうです。
この本を読んでいたら引用されていました(61ページ)。

仏教に関する本にケインズが出てくるとは思いませんでしたが、いかに生きるか、何のために生きるかは、あらゆる宗教、哲学の根本テーマと言えるでしょう。

異論反論はあるでしょうが、『生きるために働く必要がなくなったとき』というのは今だと思います。長い時間をかけて、人類は一定レベルの生活を維持する社会システムを作り上げたと言えるでしょう。我々はそのために突っ走ってきたと言えるかもしれません。一方で、環境問題や格差問題は深刻になるばかりです。

現在はコロナ禍で大変ですが、いや、大変だからこそ、立ち止まって考えるよい機会なのではないでしょうか。



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