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光の一滴(ひとしずく)4『いよいよ、渡り廊下を渡ります!④』

言葉が来る、と言うと分かりにくいかもしれませんね。
どこか外から誰かの声が聞こえるというわけではありません。
自分の内側から言葉が湧いてくる感じです。
強い疑問を持つと、ポツリ、ポツリと言葉が浮かんでくるのです。
その一言で、内容は何だか理解できるのです。

初めは自問自答しているのかと思いました。
都合よく自分で答えを作っているのではないかと。

ずいぶん後の方でセミナーの先生に打ち明けた時、外から誰かの声が聞こえるのは危ないけど、内側からならいいと言われました。
本当にホッとしました。
そして、「もう個人が根源と繋がる時代になった」とボソッとおっしゃいました。この時はまだよくわかりませんでした。


教室やセミナーで教わったことを根気よく続けていくうちに、自分なりの感じ方がわかってきました。
これは周りを見ても大体そうなるようで、ある程度までいくと、それぞれの資質に合ったものが伸びるのではないかと思います。
人それぞれ目がいいとか耳がいいとかリズム感がいいとか、そういうのがありますよね。それと同じだと思います。

そうした素質と、その人の興味によって、少しずつ分かれていきました。
スポーツの中で種目が分かれていくような感じです。
同じセミナーで学んでも、ヒーリング、占い、神様、宇宙人、心霊、霊視、超能力、石や植物などの自然系等々、次第に関心が分かれていき、進み具合も人それぞれです。
また受け取り方、表現の仕方もそれぞれで、それが個性なんですね。

私は形を作ること、イメージや言葉を受け取ることに熱中しました。
次第に量が増え、段階が進んで行き、内容も変わってきました。
意味がわからなくてもとにかくメモを取り、言葉の出所や内容をできるだけ確認しました。

途中、怖い目にも遭いましたが、幸いいろんな方に助けられて、無事にここまで来れました。本当にありがたいです。

近頃ようやく言葉の意味がわかるようになってきたように思います。
そして、それは今こそ必要なことなのではないかと思い、私自身も一度振り返り、こうして書いてみることにしました。
長い長いお話ですが、よかったらお付き合いください。