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PMF(Product Market Fit)を実現するために

起業してからプロダクト(売るモノ)を市場に出すまで、いろんなことを経験しています。まだ市場にプロダクトを出していないので、経験し続けていますが、正しい表現ですが。
今、私たちはコンセプトができてビジネスモデルを検証するために、プロダクトの開発に着手しようとしている段階で、まさにPMF(Product Market Fit)に取り組み始めたところです。どうすればうまくいくかは日々手探りで、成功例として紹介することはできませんが、同じようなところで悩んでいる人がいればと思い、自分たちの状況を書いてみました。

思い先行で起業

私の場合、具体的な事業があって起業したのではなく、課題があってそれをビジネスで解決することができないかと思い、活動をするために起業しました。だから起業してから、ビジネスの視点で課題を掘り下げていき、課題に関係する人たちとの関係も築き始めたんので、事業として立ち上げるまでの期間が、すごく時間がかかっています。

解決したい課題は明確!

私たちが取り組んでいる課題は、晩婚、晩産、共働き、核家族の子育ての課題です。さらに、周産期にフォーカスして、産前産後ケアをターゲットにしたサービスを提供したいと考えています。この時期に係りが強い助産師さんたちと連携しながら、サービス化に向けて準備を進めています。誰の(Who)どんな課題(What)をどこで(Where)どのように(How)解決するかというビジネスプランはかなりクリアになってきましたが、いつ(When)といくらで(How much)いうところで引っかかっています。その理由はビジネスアイデアを実行するために必要なリソースをいつ確保できるかが明確でないからです。
つまり資金が確保されていないからです。

資金調達と簡単に言うけど。。

よく資金調達と一言で表現されますが、資金を調達する当事者になると、そんなに簡単でないことを実感しています。実際、資金調達にもいろいろあり、選択肢もたくさんありますが、自分の会社をどのように成長させていくかとの関係性を考慮した選択が必要であるため、どんな手段で資金を確保しただけでは、本来の目的を達成できるかが怪しくなることもあるので、本当に難しい局面です。特に、今すぐプロダクトを出して市場の評価、お金を得たいと思うと、ほんと悩みます。

コツコツ地道に活動

いろんな活動を通じて構築したネットワークや関係性は、地道に3年ほど行ってきたことで、男性でこの産前産後という分野に取り組んでいる人が少なく、珍しいこともあって、強みだと思っています。また、ほぼ知識や人脈が皆無のところからスタートしましたが、人脈と知識を身に付けつけることができたことは財産と捉えています。

その知識を体系化し、多くの人たちを巻き込んで議論したいと思ったので、赤ちゃんの食事についてお母さんだけでなく、お父さんも考えて欲しいと思いで、「The First Diet for Life」というタイトルで自費制作の冊子を作りました。
これは近いうちに、noteで発信しようと考えているので、お待ち下さい。
今すぐみたい方は、こちらへ。http://cosolab.com/book2020/

必ず社会課題を解決する!と言う思いは高まるばかり

いろいろな人たちからの期待も感じているので、途中で簡単に諦めることはできず、自分たちでプロダクトを作り、市場からの評価を得て、妊産婦さんの周産期の課題を解決できるように自分たちのプロダクトが貢献できればと考えています。

そのためにも、このPMFを実現するために超えなければならない「死の谷」を、いろんな選択肢から最適な方法を選び、実現していきたいと思います。

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