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天空の聖地 高野山 一乗院  金剛峯寺近くの宿坊で、観光と精進料理を堪能する旅

(パンデミック前に訪れた高野山の旅行記です)

新緑の時期に、金剛峯寺のとなりにある宿坊「一乗院」に宿泊しました。
バス停を降りると道路をはさんで目の前にあります。


部屋

宿泊したのは「貴賓室 奥書院」。*その後一部改装されたようです

伝統的な書院造りの部屋。

広縁から見える庭がすばらしく、池には金色の鯉が泳いでいます。

部屋に飾っている書や掛け軸なども迫力満点。
また、書院造り、部屋の調度品なども見て楽しむことができます。

金剛峯寺、壇上伽藍

一乗院のすぐ近くには金剛峯寺があり歩いて5分もあれば行けます。

金剛峯寺

壇上伽藍や霊宝館は徒歩10分ほどなので、主な場所を一回で訪れることができて便利でした。

壇上伽藍

奥の院

奥の院は弘法大師が入定にゅうじょうされている聖地。
2kmの参道には武将や大名の墓石、また慰霊碑、供養塔などがあります。

ここはやはり午後3時までには訪れたいですね。夕刻以降はやめておいたほうがよさそう。

写経

チェックインの際に申し込むと、部屋に写経セットを持ってきてくれます。

朝、写経に集中

食事

夕食、朝食ともに部屋でいただきます。

伝統的な味付けの野菜を中心としたボリュームたっぷりの精進料理でした。

朝のお勤め

朝のお勤めですが、思っていた以上に広い場所で、しかも五十人ほどの人が参加。

あと、うれしいことに、お勤めの前に小さなサイズの般若心経をお土産としていただきました。

コンパクトで持ちやすい般若心経

和菓子「かさ國」

観光が終わり歩いていたときに見つけた「かさ國」さん。金剛峯寺御用達の和菓子屋さんです。

酒饅頭:甘酒と焼印された酒粕入りの饅頭
くるみ餅:くるみ入りの求肥にきなこをまぶした餅

左:酒饅頭 右:くるみ餅

帰りは、極楽橋駅近くの高野茶屋・和久さんで軽くランチです。

ここはやっぱり定番の「きつねうどん」。
大きなきつねがうれしい。

旅先で食べるとますますおいしく感じます。

さて、これで帰る準備が整いました!

追記

パンデミックの前と後では、宿坊の改装がされるなどいろいろと変化があったようです。

今回、この振り返り旅行記を書いていなかったら、その「変化」にすら気づかなかったはず。そういう意味では今回、高野山の旅について書いてよかったと思います。

次回、訪れるときには、またなにか新しい発見があるかも?と期待!

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