えと菜園コトモファーム

神奈川県藤沢市で体験農園を営む農園。”農”が日常にある暮らしを広めています。当園で野菜…

えと菜園コトモファーム

神奈川県藤沢市で体験農園を営む農園。”農”が日常にある暮らしを広めています。当園で野菜作りを行うお客様のインタビューや長野へ移住したスタッフの話、畑の上で考えたことなど。 コトモファームHP→http://www.eto-na-en.com/cotomo-farm/

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  • 農ある暮らしを行う方へのインタビュー

    日常に”農”がある暮らしはどんなものか。野菜作りを生活の中に取り入れている方々のインタビューをまとめています。

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    農ある暮らしを実現する上級者コース。通われた方の体験談などを紹介。

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    自分で食べるものを自分で育ててみる、という視点から書かれた記事をまとめていきます。

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    コトモファームの色んなサービスを紹介。

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野菜づくりを始めようと思ったら。市民農園、貸し農園、体験農園の選び方in藤沢

野菜づくりの初心者の方が、 貸し農園や市民農園、体験農園を利用する際にどのような観点で選ぶと良いのか をまとめました。 藤沢市の農園の情報を載せていますが、選び方はどこの地域でも通づるのではないかと思いますので、ご参考いただければ幸いです! ●まずは、ざっくりいろんな農園を並べてみましたまずは、インターネット上で「藤沢市 貸し農園」や「藤沢市 市民農園」、「藤沢市 レンタル 畑」などといったキーワードで調べ、見つかったサービスを載せてまとめてみました。(2020年2月

    • 農地付き古民家で「ポツンと一軒家暮らし」を目指して―就農準備部(農業研修)へ

      コトモファーム会員 上級者コース10期生・12期生 山口さん 藤沢市在住  私は2022年春季コースと2023年春季コースの2回、上級者コースを受講して、現在、就農準備部(農業研修)に参加中。2年連続で上級者コースを受講したのは私ぐらいではないでしょうか?なぜ2回の受講に至ったのか、2回の受講を通して得られたものについてご紹介したいと思います。上級者コースの受講を検討されている方の参考になれば幸いです。 1 受講動機上級者コースの受講動機の前に、まずは、そもそもなぜコトモ

      • 新規就農のための農家研修の内容(当園の場合)

        藤沢市で新規就農するには、行政が指定する「技術習得」をする必要があります。 https://note.com/cotomofarm/n/n8c366e61d2e5 当園では、新規就農するための「技術習得をするための研修」を提供できる認定農業者です。 研修を受けたいという問合せが多いので、当園の「技術習得のための研修」の内容や参加条件をここにざっくりまとめました。 (1)研修内容をざっくりと。 当園の場合は、実際の運営に携わってもらいながら学ぶスタイルとなります。 経

        • 藤沢市で農地を借りる方法

          コトモファームで家庭菜園を楽しんでらっしゃる方や、市民農園ユーザーの方から、 「本格的に広い農地を借りて農業をしたいんだけど、農地を借りるにはどうしたらいいか?」という質問を受けることが多々あります。 ざっくり結論をいうと、 藤沢市において、個人で新規に農地を借りるためには、基本的には農家になる必要があります。(※法人の場合は異なります。) 農林水産省のホームページより (2はいわゆる「農地バンク」なんだそうで、2で賃借する場合も、農業委員会が窓口になっていることがあり

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          藤沢市で農家になる方法

          「藤沢市で農家になるためにはどうしたらいいですか?」という質問を受けることがあります。 藤沢市において、農家になるためには、どのような手順を取ったらいいのか、ご紹介したいと思います。 手順としては下記のとおりです。 (1) 行政に相談にいく 藤沢市での相談先は、”藤沢市農業水産課”となります。 神奈川県全域をカバーする、”かながわ農業アカデミー”(神奈川県が運営)に相談にいってもいいかと思います。 藤沢市農業水産課では、藤沢市の新規就農事情、就農の手順、アカデミーと研

          藤沢市で農家になる方法

          2024年に力を入れる5つのこと

          2024年は、年初めから地震や事故、熊本の恩師との別れなどが重なり、日常というものは当たり前ではなく、永遠に続くものでもないと改めて感じました。 だからこそ、支えてくださる方々へ感謝し、毎日の仕事・暮らしを通じて、自分がやるべきことや社会に対してできることを、日々全力でやっていこうと決心した年始でした。 2024年も「農ある暮らしを日常に」を起点に農を舞台としたサービスをお届けしていければと思っております。 『2024年に力を入れる5つのこと』を書いてみました。 (NPO

          2024年に力を入れる5つのこと

          8月25日(金) 【畑の科学実験教室】 食べ物の栄養を観察しよう!

          みなさん、こんにちは。 体験農園コトモファームの主催者で、藤沢市葛原の野菜農家をしています、小島希世子です。 2023年夏!!無料での夏休みイベント(小5-中3向け)として、「畑の理科実験教室」を企画してみました。 全5回のうち、8月25日(金)に開講する第2回講座では、「畑×栄養・医療」と題し、実際に畑で収穫した野菜に含まれる栄養素を科学実験を通して観察していきます。 普段、何気なく口にしている野菜にどんな栄養素が含まれていて、一体どんな身体への効果があるのか、栄養学を専

          8月25日(金) 【畑の科学実験教室】 食べ物の栄養を観察しよう!

          夏休みの自由研究を「畑」でやりませんか🌻

          みなさん、こんにちは。 体験農園コトモファームの主催者で、藤沢市葛原の野菜農家をしています、小島希世子です。 2023年夏!!無料での夏休みイベント(小5-中3向け)として、「畑の理科実験教室」を企画してみました。 講師の先生には、それぞれ AI や栄養学、再生可能エネルギーなど、今話題の各理系分野の第1線で活躍されている方々をお招きしています! 是非、畑の中で五感を使いながら一緒に楽しく学びませんか? 8月24日(木)と25日(金)の講座は、夏休みの自由研究などにもご

          夏休みの自由研究を「畑」でやりませんか🌻

          「畑の理科実験教室」第2回講座:「畑×栄養・医療」—科学実験で収穫した野菜の栄養を調べてみようー

          【8月25日(金)14:30-16:00 無料イベント「畑の理科実験教室」】 体験農園コトモファームの主催者で、藤沢市葛原の野菜農家をしています、小島希世子です。 2023年夏!!無料での夏休みイベント(小5-中3向け)として、 理科実験教室をコトモファーム主催にて開催します! 子どものうちに各分野のトップランナーの方々や自然(「畑」は究極の理科実験教室だと思っています!!)に接することで世界や将来の可能性が広がる場を作りたい… 長年抱えていた思いをこの夏実現するべく、企画

          「畑の理科実験教室」第2回講座:「畑×栄養・医療」—科学実験で収穫した野菜の栄養を調べてみようー

          「畑の理科実験教室」第1回講座:「畑×人間拡張」—マイクロスコープで人間の目を越える自然の世界をのぞいてみようー

          【8月24日(木)14:30-16:00 無料イベント「畑の理科実験教室」】 体験農園コトモファームの主催者で、藤沢市葛原の野菜農家をしています、小島希世子です。 2023年夏!!無料での夏休みイベント(小5-中3向け)として、 理科実験教室をコトモファーム主催にて開催します! 「畑×人間拡張」「畑×栄養・医療」「畑×再生可能エネルギー」各分野の専門家の先生たちと五感を使って学んでいく場を提供していきます。 子どもは存在自体そのものが「未来」です。 複雑に絡み合う社会問題に

          「畑の理科実験教室」第1回講座:「畑×人間拡張」—マイクロスコープで人間の目を越える自然の世界をのぞいてみようー

          畑は究極の理科実験教室だ!

          【8月24日(木)14:30-16:00、8月25日(金)14:30-16:00 無料イベント「畑の理科実験教室」】 体験農園コトモファームの主催者で、藤沢市葛原の野菜農家をしています、小島希世子です。 2023年夏!!無料での夏休みイベント(小5-中3向け)として、 各分野のトップランナーの講師の先生方と一緒に考え、楽しい実験を楽しむことで、「自分で発見し、自分で考える力」が五感を使いながら身に付くような「畑の理科実験教室」を企画してみました。 ぜひ夏休みの自由研究などにも

          畑は究極の理科実験教室だ!

          農作業を活用した就労支援の担い手を目指す

          コトモファーム会員 田口さん 農キャリアトレーナーに興味を持ったきっかけ田口と申します。昨年農スクールと出会い、農キャリアトレーナー講座を修了しました。 将来は農作業を活用した就労支援事業所の立ち上げを目指しています。 昨年春、大学時代の友人を通じて、農スクールの取り組みを知りました。 その友人は四国の出身なんですが、地元にたくさんある耕作放棄地に関心を持っていて、使われていない土地を福祉的な活動に用いることを考えていました。農福連携について調べていて、農スクールの取り組

          農作業を活用した就労支援の担い手を目指す

          上級者コース受講後、北海道で新規就農 小さな生き物たちの味方でいられる農業を目指して

          上級者コース8期生 ひよこ農園 石川さん  北海道十勝在住 20代 コトモファーム上級者コース受講後、ご実家のある北海道十勝地域で新規就農されて、今年で3年目となる石川さん。 農業を始められてからこれまでの歩み、これからの目標について話していただきました。 畑総面積、40町。北海道の広大な農家に生まれて。石川穂乃華と申します。今年で25歳になります。 生まれは北海道十勝の音更町という所です。正確な時期は分かりませんが、昔からこの地で代々家族農業を営んできました。現在は両親

          上級者コース受講後、北海道で新規就農 小さな生き物たちの味方でいられる農業を目指して

          経済的なサポートを通じて、次世代の若者が農業体験できる場を

          コトモファーム会員 田中さん 横浜市在住 60代 生産者と消費者を結び付ける活動に共感し、コトモファーム入会田中と申します。年齢は来年で70歳になります。 1年前の2月頃にコトモファームに入会しました。まずはその経緯について紹介します。 元々、自分が食べる物を自分で安全に作る事や、半農半Xの考え方に共感していました。将来的には地方に移り住んで、野菜を作りながら田舎暮らしをしてみたいという夢が昔からありました。 横浜市内に50年近く前から住んでいますが、生まれは熊本県なん

          経済的なサポートを通じて、次世代の若者が農業体験できる場を

          いざという時に大切なのは食べ物を作れる力。自分の暮らしを変えるために藤沢に移住。

          コトモファーム会員 柏原さん 藤沢市在住 40代 編集者としての経験を活かして、多様な働き方を実践元々出版社に勤めていて、書籍の編集・制作に携わっていました。昨年の夏からはフリーランスとして、これまでの編集者としての経験や人材育成・組織開発の専門知識を活かした働き方をしています。 編集といっても文章を書くだけではなく、研修ワークショップの企画、組織の問題解決をサポートするファシリテーションの仕事などを行っています。 また現在は、編集の仕事を通じて出会ったオーガニックヘナ

          いざという時に大切なのは食べ物を作れる力。自分の暮らしを変えるために藤沢に移住。

          退職後、体験農園で野菜づくりをスタート。畑は人との交流が生まれる場所

          コトモファーム会員 金子さん 鎌倉市在住 70代 少年時代、畑で過ごした日々が原体験に子供のころ、畑は自分にとって身近な存在でした。 実家の前でお百姓さんが畑をやっていて、70坪ぐらいで全部1人じゃ管理できないから、私の母親が手伝っていました。末っ子だったので母についていって、畑で犬と一緒に遊んだりしていました。 家は鎌倉の丘陵地帯で、湘南砂丘に関東ロームが堆積していたのですが、畑から時々土器を見つけて、大事に家に持って帰ったりしていたのを覚えています。幼いころから土器

          退職後、体験農園で野菜づくりをスタート。畑は人との交流が生まれる場所