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2022.8.1 深川江戸資料館再オープン記念 柳家さん喬落語会@深川江戸資料館

本日の演目※敬称略

春夏秋冬噺四席をたっぷりと

小町         柳家小きち
幾代餅 千両蜜柑🍊   柳家さん喬
仲入 時そば 芝浜    柳家さん喬

改装工事でお休みしてた深川江戸資料館が
8/1(月)再オープン。本当は14時から山本一力先生の講演会も開催予定でしたが、残念ながら来月に延期。
前日柳家権太楼師匠と北海道で二人会。
当日は池袋→末広亭を掛け持ちしてから深川で四席。相変わらずパワフル過ぎるさん喬師匠には頭が下がります。二桁連勤くらいでフラフラになってる場合じゃないわよ ( •́ɞ•̀)
久しぶりに まぁ 着信音よく鳴りました。前席の方はバイブ音がしつこかった。鳴らすなら来るな。来るな鳴らすな。あとアメ?お菓子?の開封音も久しぶりに絶え間なくでした。季節感まくらからの春夏秋冬の噺に今日はします!と四席。仲入前で1時間15分、仲入後は時そば→芝浜 約1時間はさん喬師匠なら想定範囲内。むしろ芝浜が1時間内って早い方。スタートがそもそも幾代餅。2年前の休席明けの落語会でスタートが唐茄子屋政談を経験しているともうなんでも受入れ可能な領域になれました。今日の演目はなんだろう?は基本参戦する際には考えません。考えるな感じろです。楽しければもちろん笑うし、悲しければ泣く。ただそれだけ。一言一句メモ取るより、イビキかいて寝るよりも、演者を感じましょ。幾代餅も芝浜もコンパクトVerにはなってますけど、さん喬師匠は、端折った感も早足感も全く感じない。何時もの搗き米屋六右衛門さんだし、女将さんだし、清蔵さんと幾代太夫。3年ぶりの魚勝さんも女将さんも金ちゃんも変わらない。変わらない風景がゆっくり流れていく心地よい空間。今回クスグリがちょぴっと増えていました。多分客席の初見さんや久しぶりの方がいるからの、さん喬師匠のご配慮なんだろうな。本当に細やかなお気遣いが溢れまくりなのです。

正面入口の案内板
階段には燈籠がお出迎え

こんなこと本当は記すべきではないんですが…今日の四席。ちょっとした所作や間合いとか…フッと残像と言うか…横に見えるんですよ。そりゃ師弟ですから当たり前なんです。そんなん今までも何回もありました。「あ〜やっぱり師弟なんだなぁ〜」って言うのはでも残像と言うかその噺をしてる姿が髙座にいるんです。時そばで、我慢出来なくなりちょぴっと涙が出ました。もう1ヶ月以上完全離脱。こんなに聴けないなんて今までなかったので。正直…凹んでます。はい。この先参戦予定はないです。一門会でもない限りは…九上は元々参戦予定なし。定席だからじゃなく、参戦出来ない?したくない?禁断エリアなので。




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