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ご報告(いちばん素晴らしい瞬間)

唐突なお知らせとなりますが、この度、出産いたしました!娘ができました。

ボロボロの私と娘
生まれたばかりの娘

実は、メンバーシップでだけ妊娠を報告していたのですが、高齢出産だったり、娘の逆子が直らなかったりで、最後まで「何かあったらどうしよう…」という思いがぬぐえず、フォロワーの皆さまには無事に生まれてからのご報告となってしまいました。

出産は計画無痛分娩を選んだのですが、初産では10〜12時間かかると言われているところ、まさかまさかの38時間かかり、左手に点滴、右手に血圧計をつけられて、固形物を食べずに分娩台で子どもが下がってくるのを待つ時間は「修行」「軍事訓練」という言葉が頭に浮かびました。

しかし素晴らしい病院スタッフのおかげで、母子共にまったくの健康で退院しました!

『コウノドリ』は良いマンガですが、実際の産科医はコウノドリでカットされるような血の処理からシモの世話もしつつ、テキパキとお仕事されていてマンガ超えのかっこよさでした。

そして。入院中に書いた日記があるので、以下に公開します。かなりガチで書いていて恥ずかしいので、後日メンバーシップ限定にするかもしれない…。

今後は娘ともどもどうぞよろしくお願い致します。妊娠中にメンバーシップに描いていたマンガは、おいおい公開していこうと思います。

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出産いたしました。
今、産後3日目の、病院のベッドの上でこれを書いています。

昨日、初めて娘と母子同室でした。
生まれてすぐの瞬間は、目も合わず、まだ「生き物」と呼ぶのがふさわしいような何もおぼつかない娘でしたが、
たった一日(病院のスタッフが)お世話しただけで少しふっくらと赤ちゃんらしくなりました。

夜、2人きりで娘と過ごしたとき。
閉じていた娘の目が開き、焦点の合わない目から次第に周りを見まわし、世界があることを認識しはじめたあの素晴らしい瞬間を思い出すと、今でも涙が出てきます。

片目を開けて周りをキョロキョロと見渡す娘に、「昨日生まれたんだよ」と言いました。
たった昨日生まれたんだよ。

娘の頭を撫でると、逆子だった娘がお腹にいた時、いつも胃のあたりに感じていたふくらみとまったく同じふくらみがありました。

10か月、一緒にいた子はこんな姿をしていたの。生まれてその姿をみせてくれたの。

「生まれてきてとってもえらい」と娘に声をかけました。

これ以上に素晴らしい経験を私は知りません。

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