料理教室ことり食堂

岡山県の人口1000人に満たない小さな村、新庄村の料理教室ことり食堂です。野菜や薬膳を…

料理教室ことり食堂

岡山県の人口1000人に満たない小さな村、新庄村の料理教室ことり食堂です。野菜や薬膳を専門に料理教室運営や商品開発、製造業、レシピ提供、商品監修などをしています。国際薬膳調理師。

最近の記事

桜祭り出店

怒涛の4月があっという間に過ぎ去り、残すところあと僅か。 岡山県では一番最後に見頃を迎える新庄村。 今年もがいせん桜祭りが開催され(2024年は3/31〜4/14)、沢山のお客様で賑わいました。 14日にはがいせん桜プロレス大会もあり、久しぶりにコロナ前の様な空気感を味わいました。 ことり食堂はこの時期だけ出店でお料理を出しています。 ハンディフードが良いなと新庄村の素材を使ったパニーニを出したりしていましたが、今年はオーバーライスにしてみました。 ジャンクな食べものが多

    • フレンチで仕立てる春の薬膳料理教室

      昨年は随分早く開花となった新庄村のがいせん桜。今年はまだ蕾で、開く気配もありません。 料理教室を始めて10年以上立ちますが、薬膳の教室は家庭薬膳を始め、イタリアンやフレンチでのレッスンも開催しています。 数年前に料理コンテストでお会いした岡山県奈義町のビストロ、Cafe & Deli CHURROの中島さんご夫妻と仲良くさせていただき、昨年からコラボ企画してとして季節のフレンチ薬膳料理教室をスタートしました。 Cafe & Deli CHURRO 手に入りやすい普段の食

        • 薬膳との出会い

          新庄村に移住したばかりの頃、移住者の先輩である石窯パン屋さんが、近郊のお買い物スポットや美味しいお店にあちこち連れて行ってくださいました。 その頃は飲食店の責任者をしていた時代で、早い日は早朝4時出勤。ゆっくり休憩も取れない激務の日々。 人の食を支える仕事をしているのになんとも不健康な毎日だなと思っていた頃、「こんなのやってるよ〜」とその先輩からお知らせを手渡されました。 お隣鳥取県での薬膳講座の案内。鍼灸にかかっていたり、中医学自体にも興味があったので、水曜日のお休みに

          新作登場

          約三年前から、道の駅がいせん桜新庄宿の村の食堂で提供するお食事を一部製造させていただいています。(岡山県真庭郡新庄村2190-1) 新庄村は岡山県の最北端の小さな村。 農産物では「ひめのもち」が有名です。 新庄村ってこんなところ、ひめのもちについて 桜の名所でもあるので、4月は観光客で賑わいます。 前にも触れましたが、特産品のメニューや商品開発をするにあたって、 ・一年通して使える農産物がもち米以外ないこと ・製造委託すると費用が高くなり過ぎる ことがあり、自社で工場

          続けることの大切さ

          先日「6次化商品開発・販路拡大に関する情報交換会」に参加してきました。 岡山県内の様々な商品のブラッシュアップ事例などを伺って、自分のものづくりについてもあれこれ考えていました。 数年前に飲食店時代にお会いしたお客様から、出張料理教室のご依頼をいただき、そこから6次化産業に取り組まれていることを伺いました。そして、必要な部分のお手伝いをさせていただくこととなりしまた。 その団体の代表さんは、とにかくバイタリティがあって、行動力が凄い。力強そうだけど、女性らしい繊細さがあ

          続けることの大切さ

          2月の出張料理教室

          先日お隣真庭市の団体様に呼んでいただき、出張料理教室を開催しました。 子育て中の保護者の皆さま、沢山の子ども達に迎えていただき、季節の家庭薬膳料理を一緒に作りました。 賑やかでとても楽しい回となりました。 「今しかない子供時代」とは言えども、子育ては楽しいことばかりではない。 子供が3人いる友人は、キッチンで立ったまま数分で自分のご飯を済ますことも多いのだそう。 特に子供が小さい内は途切れ途切れの睡眠や授乳などで、出産自体も大変だけど、どんどん血虚に追い打ちをかけていく。

          2月の出張料理教室

          月に一度のお楽しみ

          昨年までやっていた薬膳イタリアンの営業を終え、今は月に一度だけデリボックスをお届けする日を作っています。 前にも少し触れましたが、特産品のメニューや商品開発をし始めてから沢山試作をしたりOEMもお願いしてきましたが、やはり価格の面での負担が大きいことや少量多品種の新庄村に合うように、自社でそうざい加工場の運営をすることにしました。 昨年からスタッフさんも増員して、調味料などのアイテムを増やしたり、農繁期以外は開発を進めることもしやすくなってきました。製造に関わる日も増えて

          月に一度のお楽しみ

          好きが伝播する

          感動するような美味しいものを見つけたら、すぐ人に伝えてしまう。どうしても共有したくなる。 ひとりの時間が好きで、ひとりでどこでも行けるタイプだけど、「美味しいよね」「楽しいね」を誰かと共有したくなる。 料理講師の仕事で皆さんにお話ししている時もその延長上にある感じ。 教室で皆さんにお伝えする薬膳や食材等のお話は、エッセンスって感じだけど、そのエッセンスを抽出する為に日々学んだり、体験したり。 先日久しぶりに美味しいお食事(人の作った)と美味しいワインをいただいて「あ〜HP

          冬のレッスンについて

          今年の新庄村は例年と違って雪が無い。 朝晩は気温がマイナスになるけど、日中は暖かさを感じることもある。なんだか不思議な感じ。 二十四節気では、【大寒】の頃。冬最後の節気となります。一年で最も寒さが厳しくなる時期。 (1月20日から2月3日までがこの時期となります) この時期の養生は「温補腎陽」。 腎陽を補い、体の中からしっかり温めましょう。 毎年冬季はスタッドレスじゃないとお客様にお越しいただけないので、料理教室は出張型へ。 来月早速出張教室のご予約が入っています。 初め

          冬のレッスンについて

          里山クッチーナのこと

          昨年の6月まで、三年間月イチレストランの営業をしていました。 私が住んでいる岡山県の新庄村は、現在850人程度の人口で、岡山県三大河川のひとつ「旭川」へと流れる豊富な水源の森でもあります。 その美しい水に育まれた新鮮な野菜の味に、感動したことを覚えています。 瑞々しさだったり、野菜そのものの味の濃さだったり、それぞれの個性がきちんとあって、しみじみ美味しさを感じました。 添え物と思われがちなパセリは大好きな野菜のひとつなのですが、太陽みたいな味がする(伝わるかな)!ソース

          里山クッチーナのこと

          ものづくりのこと

          肩書きは?と聞かれたら、料理講師。 しかしここ数年は、益々何屋かわからなくなってきている。 移住のきっかけも料理教室だったけど、新庄村の特産品を使ったメニュー開発がひとつのミッション。そこから、特産品を使った商品開発を始めました。 発案して、試作を繰り返して検証して、賞味期限検査をしたり、栄養計算したり、ネーミングやデザインを考えたり、宣材グッズを作ったり、営業したり。 OEMも何度かお願いしましたが、やはりコストが高くなってしまう。 そこで、約3年前に自社で小さな工場を

          ものづくりのこと

          料理教室ことり食堂のご紹介

          あけましておめでとうございます。 2024年、新しい年の始まり。 はじめまして。 岡山県の最北端、人口1000人に満たない小さな村の料理教室ことり食堂です。 教室主催の料理講師、篠原奈緒と申します。 新庄村に移住して10年。 新庄村での暮らしの中で一番幸せに感じるのは、食材そのものの美味しさです。 料理教室では、旬の食材を使った薬膳料理やお野菜を美味しくいただく各国お料理などを皆さんにお伝えしています。 驚きや発見があったり、その日からすぐ実践できるような、生活に溶け込

          料理教室ことり食堂のご紹介