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「アイデアを出すのが好き」と「アイデアを育てるのが好き」な2人。美容×写真チーム「charme」が描く未来

美容×写真を楽しむサービス「charme(チャーミー)」をこの春から本格的にスタートさせたいづさんと凪さん。

会社員として働いてきたお2人が、なぜ「チャーミー」をスタートさせたのか。「チャーミー」誕生の思いと、お2人が「チャーミー」で描く未来について聞いてみました。

「チャーミー」は、スキンケア&メイクアップ付きの撮影プランを提供する美容×写真サービスです。
自分史上最高の「透明感」を引き出し、あなたの綺麗を写真に残します。
チャーミーのサービス
スキンケア&メイクアップ担当 いづ
撮影担当

「成人式の写真が嫌だった」から、自分を好きになれる写真を残したい

ーーお2人の出会いを教えてください。

いづ:InstagramのDMがきっかけだったよね。私が写真撮影を趣味にし始めた2020年、当時どうやったら人を綺麗に撮れるのかわからなくて。まずは自分が人に撮影してもらうことで、ポートレート撮影の方法を学ぼうと思ったんです。

Instagramでポートレートを載せている人を探して、最初に声をかけたのが凪ちゃん。実際に会って撮影してもらいました。
撮影後にカフェに行って、凪ちゃんがちょうどカメラのコミュニティを立ち上げたばかりだということを聞いて、私もコミュニティに入ったのが交流の始まりです。

凪:そこから撮影やZoomを通してときどき会うようになったよね。

ーーメイクを施して可愛く&かっこよく変身させ、とびっきりの1枚を撮影するサービス「チャーミー」はどのような経緯で始まったのでしょうか。

凪:ある撮影終わりに2人の夢の話になったんです。今後どんなことをやりたいみたいな話をして。

いづ:うん、すごい語ってたね(笑)。ちょうど......この席(取材場所のカフェの席)の前で!写真にまつわる思い出の話から始まった。

私、自分の成人式の前撮り写真の仕上がりがどうしても気に入らなかったんです。自分の成人式の写真を撮ってもらった時から、これから成人を迎える子には、成人式の写真を綺麗に残してほしいという思いがありました。

凪:私も自分の成人式の前撮り写真が嫌で、づーちゃん(いづ:以下づーちゃん)と同じ思いを抱いていたんです。づーちゃんがスキンケアの勉強をしているって聞いて、何か一緒にできないか考えました。

いづ:一緒に考えるうちに、「スキンケアやメイクで綺麗になった状態を写真で残してあげるサービス」が頭に浮かびました。すぐに凪ちゃんに「やりたい!」と伝えてみたら、お互いのビジョンが一致。その瞬間にノリと直感で「チャーミー」をやろうと決めたんだよね。

ーーそこから「チャーミー」の構想を練って、私にモニター体験の依頼をしてくれたのですね。

いづ:いや、その場の勢いでこっちゃん(インタビュアー)にすぐLINEで「モニターやってくれない?」って送りました(笑)。即答で「いいよ」って返事をくれたので、その日から2人のプロジェクトがスタートしました。

凪:やってみないとわからないから、とりあえずやってみようという感じでしたね。

いづ:うん。1回誰かに試してもらって考えていくスタンス。

チャーミーのモニター体験

仕事のスタンスは「やりたいことを続けるためにお金があったらいい」

凪:「チャーミー」を発案したときに、お互い仕事を辞めるかもみたいな話もしてたよね。

いづ:元々根底の仕事への考え方が一緒なんだよね。基本的には働きたくないけど、やりたいことをしたいからそのためにお金があったらいい。自由に働きたいから雇われたくない。
自分の好きなときに働いて、やりたくないときにはやらないみたいなスタイルが理想です。

ーー「チャーミー」がその働かないための手段でもあるという……?

凪:「チャーミー」に関しては働かない手段と言うよりも、自分たちのやりたいことをやっているほうが強いかな。

いづ:「チャーミー」で主収入を得ようというよりは、「チャーミー」の活動を続けたいからそのためにほかでお金を稼ぐぐらいの感じだよね。

凪:そのスタンスだね。

ーー面白いですね。素敵です。

「勢い」を1つずつ形にしていく

ーー今後チャーミーはどんな風にサービス展開していく予定ですか?

いづ:リリースに向けて、プランやメニューを決めました。

チャーミーの撮影プラン

凪:全部づーちゃんが作ってくれました。

ーープランやメニューはどうやって考えたのですか?

いづ:まず、何にいくらかかるのか、スキンケア&メイクパートと撮影パートで計算しました。凪ちゃんはカメラマンのお仕事をしているので、普段の撮影プランを参考にしています。
私のスキンケア&メイクパートは、場所代や道具代から考えました。プラスで2人の交通費を計算して……みたいな感じです。

ーー「勢い」がちゃんと形になっていますね。

凪:形から入るのかもしれないね。

いづ:うん、形から入ろうって言って、エプロンとかメイクブラシとか、色々道具を買ったよね。

いづさんが購入したメイクブラシ

凪:まずはそこを回収するのが目標です。

いづ:初期投資と自分たちの交通費を回収するぐらいまで頑張れたら、スキンケア&メイクの場所を考えたりしたい。

凪:そうだね。

「アイデアを出すのが好き」と「アイデアを育てるのが好き」の2人がチームを組んだら

ーー「やりたい!」の一言から1人目のモニター体験まで1ヶ月弱。ここまで猛スピードで、具体化しながら進められることが素晴らしいです。

いづ:凪ちゃんが、私がやりたいことを形にしようと一緒に考えてくれるんです。

凪:づーちゃんのやりたいことをやるほうが私はやる気が出る。づーちゃんの「やりたい!」に対して「いいじゃん、やろう!」って私がノリで決めちゃいますね。私はやりたいことがそこまで多いタイプではない。だから人がやりたいって言っていることを一緒に考えながらやるのが楽しいんです。

いづ:ちょうどいいんだよね。私はやりたいことがどんどん出てくるタイプで、それを凪ちゃんが全部拾って、育ててくれる

凪:そう、それがちょうどいい。

可愛くなるのも、綺麗な写真を残すのも「自分のためであってほしい」

ーー前撮りやミスコンなどでも「チャーミー」は需要がありそうです。本格的にサービスをリリースするにあたって、どんな人を撮りたい、どんな人と出会いたいというのはありますか?

いづ:どんな人でも撮ることで支えられたらいいよねって2人で話したね。

凪:うん。撮られることが好きになってほしい。自分に自信を持ってほしい。

いづ:撮影が自分のためであってほしいよね。スキンケア&メイクで可愛くなるのも、綺麗な写真を残すことも、その人のためであってほしい。

なぎ:づーちゃんが考えてくれた「チャーミー」の理念、すごくいいよね。好き。

いづ:サービス理念がようやく形になってきたところです。

charmmy + me
誰にだって魅力がある。
それは隠さず最大限に出したほうがいい。

誰かのための人生なんてない。
みんな自分のために生きて、自分のために綺麗になっていい。

“私ってこんなに綺麗だったんだ”
そんな瞬間を紡ぐcharmeの魔法。

なんでもない日を特別に。
特別な日を美しい自分で。
あなたのきれいをあなたが1番楽しめますように…
チャーミーサービス理念

ーー今年の目標を教えてください。

いづ:今年中には新しいメンバーを募集したいですね。理想はメンバー全員がメイクも撮影もできるチームになりたい。メンバー全員、誰と組んでも動けるようになれば、もっと仕事の幅が広がるんじゃないかと考えています。
まだお給料を払えるほどサービスは大きくないけど、写真やスキンケア&メイクを私たちが教えてあげることはできる。

ーーインターンシップみたいな感じですね。

いづ:その通り!興味ある人、一緒にやりましょう。もちろんできることが増えて、1人でお仕事として入ってもらったときはお給料を渡せるようにする予定です。私たちと学びながら、人を喜ばせるメンバーを増やすことができたら嬉しいですね。

おわりに

「チャーミー」のサービス理念「誰かのための人生なんてない」を体現しているお2人。お互いの長所を生かして自分たちのやりたいことに着き進んで行く姿は勇気を貰えます。
これから本格的にサービスリリースしていく「チャーミー」の最新情報はInstagramLINE公式アカウントからチェックしてみてくださいね。

(取材 / 執筆 / 編集 こつ)

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