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京都弾丸旅行:桜流しの鴨川と枯山水の静寂

京都の圧倒的な品の雰囲気に翻弄された僕は錦市場を抜け、四条通りへ。

八坂神社へ向かう手前、鴨川が見えて来た。
修学旅行では立ち寄ってなかったので、
鴨川を散策する事に。

この時期の京都では桜がもう散っているのが当たり前だが、今季は開花がおそい為、ほぼ桜が咲き残っていた。
(本来は柳の新芽が出る頃には桜が散るのが普通だけど、今季は柳の新芽が先という珍しい事態)

鴨川の横を見ると小川流れている。
桜の花びらが水辺を泳いでいる風景がまさに春らしい。
これぞ本場の"桜流し"
そう、趣を感じていましたが、またしてもある事に気付きます。

カップルが多い!なんだこのリア充どもは(笑)‼︎ちくしょうめ!

ご存知の通り鴨川は京都の人気デートスポットの1つ。あっちやこっちや、花よりカレカノ。

「桜もいいけど私を見て❤️」
「バーロー、お前が桜の以上にに綺麗だよ✨」
と下らないアテレコをしながら鴨川をトボトボと歩いていました。

「風紀を乱さないで欲しいな!」と悪態をつきながら鴨川を後にして八坂神社へ。

八坂神社は円山公園と繋がっており、広い敷地を持つ神社。当然ながら花見を楽しんでいる観光客が多かった。

さて、どうしても清水寺に行きたいのだが
これ以上文明の力を使うと経済的にも厳しくなるので歩いて清水寺へ。

清水寺へ向かう道中、高台寺へ立ち寄りました。高台寺は豊臣秀吉の正室、北の政所
「ねね」が建立した寺院です。
とにかく回れるだけ回っていこうと足を運びました。そこで新たな発見が。

圧倒的な美。

ため息がつくほどの庭園の魅力に取り憑かれました。枯山水。
石が表現する水の波紋や流れ。
昔の人はなんてセンスのある人達ばかりだろう。
何もかもが清算されるような静寂と庭。
日本人である事に誇りに思いました。

そして、庭園の魅力に取り憑からそうな出逢いでした。

#エッセイ #京都 #京都弾丸旅行 #一人旅
#鴨川 #桜流し #高台寺 #枯山水

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