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はじめての転職活動 #番外編 メンタル落ちないためのマインド

今回は番外編と銘打ち、転職活動中に自分が忘れないようにしていたことについて書き残しておこうと思います。
これからの新生活や今後の人生でめげそうになったときに思い出すための備忘録にもなると思っています。

夏に転職活動を始めて少し経った頃、選考が進んで転職と転居が現実味を帯びてくると、急に足が止まったことがありました。
勢いだけで突き進んだはいいものの、ふと現実に目を向けたときに、一気に不安が襲ってきたわけです。

  • 新しい仕事や職場がもし合わなかったら?

  • 東京に行ったからって楽しくなる保証はない

  • 家賃や物価の高い東京で生きていけるのか

  • 地元を離れるのが寂しくなってきたかも……

など。

想定していたより早く進んでいくので、心の準備が間に合っていなかったというのもあります。

そこから、時期の調整も兼ね、秋頃まで転職活動を少しお休みしました。
その間に自分の中で色々と整理していく中で、気持ちの面でも軸とする考え方(マインド)が出来てきました。


①合わなかったらまた別の仕事を探せばいい

「転職」のハードルは、自分の親世代からすると完全に低くなっています。
今回の転職先が合わなかったとしたら、また転職すればいい。
しかも東京。仕事はいくらでもあります。

もちろん、最初から辞める前提で仕事探ししているわけではありません。
ただ「合わなかったらどうしよう」なんて、実際に働いてみるまでわからないことを気にして、応募や選考に二の足を踏むのは勿体ないという境地に至りました。

一生そこで働かないといけないわけじゃないし、ダメならまた探せばいい。こう思えるようになったことで、随分前向きに動けるようになりました。

②最悪、帰って来ればいい

幸い、わたしには実家があります。母親も今のところ元気です。
もし東京でやっていけなくなってしまっても、帰る場所がある。
それだけでかなり心強いと思いました。

内定もらって上京が確定したと言った時の母は「この家にある自分のものすべて処分して出ていって」「二度と帰って来ないつもりで出ていって」なんてひどいことを言ってくれました。その時はちょっとがっかりしましたが、最近は寂しくなったのか「借金こさえる前に帰ってきなさい」と言ってくれるようになりました。

③ライブ行き放題じゃん

転職して上京する最大の目的は、いつでも日帰りでライブに行ける環境に住むことです。キャリアアップするためじゃありません。

そこを自分でも忘れちゃだめだよね。
ほら、わくわくしてきた。

④自分の人生を前向きに動かすための選択

これは、心配しすぎて上京を止めようとしてきた母に伝えた言葉でもあるんですけど。

数年前に個人的にかなり辛い経験をしました。それ以降、ずーっと同じことで頭の中が支配されていて、全然前に進めませんでした。というか、むしろ何もかもをマイナスに捉えてしまって、内心はずっと鬱々として過ごしていました。
人生が停滞している、そんな感じ。

前に進めない、その要因は環境にもありました。
なら、無理やり環境から変えてしまえば、停滞した人生がまた動き出すかも。
これが去年本気で転職を決意した一番の理由です。

この選択が、もしかしたらうまくいかないかもしれない。でも、何もしなければ今年も来年もずっとこのまま。それよりは絶対にやったほうがいい。

⑤死ぬ時に後悔したくない

そもそも「東京に行きたい(戻りたい)」って気持ちは、今の会社に入って2年目くらいには既に持っていました。
地元でできた友達と過ごすのが楽しくなって「このままここに骨を埋めるのもアリかな」と思った数年間はあったけれど、やっぱりずっと願っていたことを実現させないままで、果たして自分が死ぬ時に後悔しないか?

絶対後悔すると思いました。
東京に行っておけばよかった、って絶対思う。

いつ死ぬかわからないけど、いやいつ死ぬかわからないからこそ、少しでも若いうちに、やってみようと思ってたことはやらなきゃ。


結論、杞憂は時間の無駄

この先なにが起こるのか。こればかりは本当にわからない。
起こるかどうかわからないことをあれこれネガティブな方向に心配してしまうのは、完全に母親の影響です。
その長年の無意識の洗脳から、今回わたしは解き放たれます。

不安というものは、失敗を恐れるから生まれてくるのです。
ここでいう失敗とは、新しい仕事が自分に合っていないだったり、金銭的に困窮して生きていけなくなったりすること。あとは寂しくて病むことかな。笑

失敗したらダメだと思うから怖くなるわけで。失敗しても別にいいや、って思えれば、前に進む怖さは薄れていくことを実感しました。
仕事合わなかったら辞めればいいんだし、どうしても地元に帰りたくなったら帰ればいい。転職活動なんて、もっと軽く考えていいじゃん。

それに、別にそれって失敗でもないと思います。単に相性が悪かっただけとか、再度方向転換しただけです。

この考え方を自分の中に確立してからは立ち止まることなく転職活動を続けることができ、結果、最後まで走り切ることができました。
とりあえずは、ここまでたどり着いた自分を褒めたいと思います。

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