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「おがつのね-匂い #02 小島 - ある漁師の日常」でもお世話になった小島の漁師さんの浜にいる様々な生き物にフォーカスした作品を作りました。

中村真菜美ちゃんから「◯日の◯時に小島に行って撮りにいけるけど大丈夫？」という、テーマとかの詳しい説明はなくロケ日の確認。おそらく現場で感じてくれということなんだろうと、返答して一緒に行く。いつも一緒に遊んでくれる石巻のモウリさんも合流してカナディアンカヌーを持っていくことに。

小島の漁師さんに挨拶して、漁港からカヌーを出す。僕は、漕ぎ手。（収録係じゃない笑）浮きが並んでいる養殖棚のとこまで行き、そこからゆっくり浮きに沿って進む。真菜美ちゃんが身を乗り出して海の中にiPhoneを突っ込む（！）

ただ僕はリアでソロ漕ぎは少し苦手で曲がってしまったり安定せず叱られる。そんなこんなするうちにモウリさんのカヌーへ移って撮影。僕はその様子を眺める。

別日に彼女はまた船に乗せてもらっていたそうでいろいろ撮ってきてくれたものをAirDropで受け取る日々。色々なカットを見ていくうちに、生き物というテーマに行き着く。養殖のホタテやホヤとか海産物だけではなくて、普通に海にいる多用な生き物たちがいて、普段からそれらも当たり前のように接している漁師達。

ここでまでくると、だいたいイメージが分かる感じで映像を繋いで、整音して、音楽を作ってとできるまでが早かった記憶です。
普段気に留めていないけれど、確かに沢山の命がいる海の中を改めて感じることもできました。