先週6周年を迎え、1日も休むことなく2,200日近くオープンさせていると気づいた田中弘治です。コワーキングスペース茅場町 Co-Edoというのを東京の東側で運営しています。

「茅場町」と聞いても、都内に住んでいるひとすら「聞いたことはあるけど降りたことはない」駅かもしれません。スタッフに聞いても「Co-Edoの面接に来るまで、単に通過するだけの駅だった」というひとが結構います。そんな駅で6年もの長きに渡って元気にやってこれているのも、ひとえに支えていただいている利用者（およびスタッフ）のみなさんのおかげです。感謝。

さて、本日のテーマは『あなたのコワーキングスペースを良いコミュニティにするために良いメンバーを大事にすることよりも大切なこと』です。

初期メンバー大事。良いメンバー本当に大事。

いわずもがなですが、コワーキングスペース運営において、初期メンバーはとても重要です。まだコミュニティの基礎が固まってない時点において、どういうメンバーがそのスペースに集まっているかというのはとっても大事。

初期メンバーというのは、その時点の価値よりも、そのスペースが発展した先にある姿に期待して、メンバーになってくれている方も多いのです。

いわば先行投資です。

そしてその先行投資をしてくれたメンバーの協力を得つつ、少しづつ、より良いスペースにしていくのが、運営者の努めであり、先行投資をしてくれた方々への恩返しでもあります。

この初期メンバーの期待に応えられるかどうかが、コワーキングスペースとしてうまくいくかどうかの最初の分かれ道かもしれません。

招かれざる客がやってくるのも初期の特徴

いっぽうで、コワーキングスペース開設当初というのは、招かれざる客がやってきやすい時期でもあります。