フラ夫が独身時代からずっと使い続けていたグラス6客のうち1つが割れてしまった。そもそもそのコップが気に入らず、ikeaに行った際pokal の6客セットに目がとまり購入して以前からのものと併用して使っていたのだけど。

なぜにpokalにしたのかと言うのも。高校 大学時代の憧れ、多分今もライフスタイルのお手本として根底にある雑貨店［F.O.B COOP］でカフェグラスで扱っていたDURALEX（デュラレックス）のPICARDIEピカルディがいいなーととずっと思っていたから。それが似た感じのお値段更にお得になって目の前にあったので。いや今思えば、ピカルディと言うより大好きなbaccarat のアルクールのタンブラーに近い。しかし、使うごとに『あ～、底のマークにikeaが見えてやだな〜』と残念な気分になって。さらには、人が来てフラ夫のコップを出すのも嫌だし。でも、pokalを出して【あ～、この家の食器ikeaで揃えたな！】と、他の物までikeaに見えてしまってそうで。そして、ピカルディに似ている物を使っていると時々思い出し…。

そんなどうでもいいことで、モヤモヤしている時にたまたまコップ一つ割れたのです。これはチャンス！と、フラ夫にも思い入れがあったであろうから謝りつつ、ikeaのものは残すがフラ夫の残り5客処分して他に6客買いたい旨を伝えた。そしたらなんと

え〜、思いれもなにも。マスタード入れだったか？何か入って売られていて、使い終わった残りのカップを残してコップにしていただけだよ！！（爆笑）

。。。衝撃すぎる返答。

数回の引っ越しにおいて、毎回割れぬようグルグルまいて慎重に運び連れていたアレが。ただの容器入れだったというのです！。捨てるという行為に罪悪感を感じるものだが、その一言で「今までありがとう」と共に躊躇せず破棄させてもらいました。しかしよく6個も揃えたな〜。

で、似ているもの(自分の中でそう思っているだけです)を既に持っている中、またあえてDURALEXを買うのもどうなのかなー。と、色々考える中。出来たらDURALEX以外の国産で流行りのないずっと使えるものがほしいと国内工場があるものを探す。

フランス国内旅行行く際は、サイトから行く先の近くにある工場兼販売所で、興味ありそうな物を探し。少しでもお得に買い物をする。逆も然り、興味あるメーカーの工場を先に調べておいて、フラ夫に国内旅行提案の際そちら方面を上手く織り込む(ふふふ

色々お店で実物を見たり、サイトで検討した結果。ちょっと遠回りになるものの、方面的には義実家に近い所でLa Rochère の工場兼直売所を見つける。義実家のあるフランス東部はLa Rochèreのみならず、バカラ リュネビルなど食器メーカーの工場が多い。義実家に行く際、フラ夫にどこかしら直売所に連れて行ってもらうようにしているので、9月に義実家に行った際はLa Rochèreによってもらった。

改めて今回知ったLa Rochère。なんとヨーロッパ最古のガラス工場なんだとか。他も含め諸々ウィキ先生の写しになってしまうので、今回かなりお買い得で買ったものたちのご紹介。

お店の奥で、ちょっと問題ありのコーナーに山積みされていたお買い得品よりチョイッス。

La Rochère  Abeille 。ナポレオンが好んで使いシンボルとなっていた蜂から発想を経たシリーズ。La Rochère  と言えばAbeilleみたいなんだとか。お店で見てコレ！と思っていたので、お買い得コーナーにあり思わずスキップ。ゴブレットは色つきのみだったけど、薄い緑なので問題なし。モリモリに積まれた中から、フラ夫と共に問題が少なさそうなものを物色しなんとか6客救済。予定外だけど、これまたお買い得だったシャンパングラスも問題少なめのものを。

FLEUR DE LYSシリーズ、ビール用にフラ夫が見つけてきたもの。

使ってみての感想

プレス製法で全体的に厚みがあるので、それが重厚感というか安心して日常使いできる。

厚さがあるガラスということで、なんとなくノスタルジーのある趣がある。

長く続くシリーズは、やはり流行にとらわれなくって良い。

何より食洗機可能が嬉しい

ありがたいことに、デザイン 質 製造工程がちゃんとしているのに、お値段お安め。

買ってないけど、アイスクリームクープ パフェグラスがめちゃくちゃ可愛い

マイナス

ワイングラスを買ってないので一概に言えませんが、シャンパングラス ビール用に買ったグラスも飲み口厚め。気にならない人はいいけど、わたし的にはどっしりしていても飲み口薄めでコップを口に当てている感が少ないほうがお酒を飲むときは好き。でも、ちょっとカジュアルにシャンパン飲むには安定しているし取り扱い楽だからいいけど。

ちなみに、工場内見学可能。そして、日本庭園と言う名のついたボサボサのお庭がありました。