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バカンス à プロバンス

6月はカニキュール(熱波)に襲われ、納戸 シャッター閉めて暗闇生活すること数日。(フランスではクーラー普及しておりません。)我が家は、窓からホースを直接出す簡易クーラー1つと扇風機1台でしのいでいる状態なのに。お昼に「ざる蕎麦と天ぷらがたべたい!」と無邪気にリクエストするフラ夫にイラッとしたりしながらなんとか乗り切りました。
 
そして、暑さも少し落ち着いていた6月下旬に5日間プロバンスにバカンスに行ってきました。予定はざっくり、温泉とラベンダー。
荷物も当日朝に慌ただしく詰めこんで、無計画なプチ バカンスにgo 。

ラベンダー目当ての旅行かれこれ3回目。慣れたものですが、今回滞在した場所はちょっと北の方のシストロン。行った頃はまだ早かったようで、途中途中で小さな村で休憩しながら、南下してラベンダーを探しました。


暑い日中は、お猫様ぐらいしか外で遭遇しません。みんなだいたい雨戸をしめて、外気をいれぬようにして家で過ごしています。こんな中バカみたいにフラフラしているのは私たち観光客ぐらいでしょう。


ラベンダー畑を見ると駆け寄り、両手を広げて深呼吸。全身でラベンダーの香りを受け止め癒されてきました。なんでしょうね?ラベンダーの香りで身体が浄化されてる感じ、心のとげとげがなくなる気がする不思議。あ〜、フラ夫にもっと優しくしないと!って一瞬思えるのです。そう、一瞬…。



そして、ディーニュ=レ=バンという温泉地で半日湯船に浸かり、諸々癒しのプチ バカンスを締めくくりました。
「フラ君、バカンス連れて行ってくれてありがとうね!」
それから数日は、感謝と共に優しい妻でいられました。
今は。。。ご察しの通り、鬼嫁でございます。