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【#24】 神学生in紋別

お約束のコース

 11月11日(金)に、インターンシップ実習のために派遣されたY神学生を紋別へ連れて行きました。前日に北見入りし、夜の祈祷会で共に祈り、朝早くに一路紋別へ出かけました。

 朝マックのドライブスルーで朝食を仕入れ、いろいろとお話しをしながら車で約1時間45分の道のりを走ります。お約束のコースというものがあり、まず最初は湧別の道の駅でトイレ休憩をした際に、ロコ・ソラーレの皆さんと記念撮影です。クールに決めてくれました。

▲ 2022年11月11日 湧別町の道の駅 「NOW」の「O」がハウス(円)

 紋別市内に入ると、カニの爪オブジェでも記念撮影。もちろん歴代の神学生と同じく「カニの爪ポーズ」をとってもらいます。「高さ12m 幅6m 重さ7トン。かつてはオホーツクの蒼い空と純白の世界をオブジェで表現しようという意図で、流氷の時期になると海に浮かべていましたが、今はずっと陸上で展示しています」(カニの爪オブジェ)とのこと。

▲ 2022年11月11日 カニの爪オブジェ

レクチャー&見積もり

 教会に着いたら、みっちりとNさんから冬の生活についてのレクチャーを、1時間ほど受けてもらいました。このレクチャーが無いと、北国の冬で生きていくことはできません。歴代の神学生が少しずつアップデートしてくれた「冬の生活マニュアル」を片手に、水の落とし方(気温、時間帯、やり方など)から、ありとあらゆることが続きます。

 私はその間、事前に連絡をしていた塗装屋さんに来てもらい、屋根塗装の見積もり確認に立ち会います。私も一緒に梯子に登ってびっくり。1階玄関の上部分の屋根がかなり錆びています。「トタン屋根は、こんなに錆びるものなんですか?」と尋ねると、「紋別は特別です。潮風が強いので」とのこと。下からは見えないものですね。何事も自分の視点からだけだと、実は見えていないことが多くあるということですね。

▲ 1階玄関の屋根部分(2022年11月11日)

 昨年は函館の教会の主管者として、屋根の塗装に携わりました。函館には函館の事情、気候などがありました。北見の屋根の塗装も、いろいろと工夫をしながらやっています。今回も塗装屋さんと相談しながら、幾つかのパターン(全塗装、部分的に屋根の上に屋根を被せるなど)の見積もりをお願いすることになりました。

昼食、訪問、スカイタワー

 昼食はMへ行きました。ここも歴代の神学生を連れてきています。それぞれ注文するものにも個性があり面白いです。この日は「サロマ湖の生牡蠣」がお勧めされていたので、「食べる?」と尋ねると頷かれるので注文しました。私は牡蠣が苦手なので、彼が美味しそうに食べているのを見ているだけで満足です。

▲ 昼食で「本日の焼き魚定食」にプラスしてのサロマ湖の生牡蠣

 昼食後は、一人暮らしのための食料の買い出し(吹雪に備えた保存食も)、ご近所さんへの挨拶、KさんとMさんの訪問などを一緒にしました。1月末までおられるので、買い物の時、私たちからの早めのクリスマスプレゼントとして、あったかいスリッパ(2階への階段が急なので、滑りにくさも兼ね備えたもの)を選んでもらいました。

 そしてこれもお約束の、大山山頂にあるオホーツクスカイタワーへ。ここに行く目的が、最近1つ増えました。それはYさんの作品を買うことです。Y神学生の奥様T神学生のために1つ選んでもらいました。選ばれたのは、カニの爪オブジェでしたが、私はガリンコ号が好きです。

▲ Yさんの作品(2022年11月11日)

 オホーツクスカイタワーに登り、お客さんは私たち以外誰もいないので、紋別の街々を眺めながら神学生の実習とこの街の祝福をお祈りしました(Top画像を参照)。これが当初の目的です。

心の声を聞くことなく

 神学生を紋別の教会に残して北見に帰る時、特に女性の神学生は「あー、先生たち、行ってしまうんだ・・・」と寂しくなるようです。そんな心の声を聞くこともなく(?)、私たち夫婦は帰路に向かいます(今回は、男性の神学生なので私1人でお連れしました)。

▲ イルミネーションが切れかけなので、新しいものを購入して取り付けをお願いしました。

 今週の私の動きは月曜日が教区会、火曜日から私は教区会の後半をお休みして大阪の実家へ行き、姉と弟家族、叔父と叔母などと共に父を見舞いました。水曜日は姉の家で三浦綾子読書会のリーダー・世話役研修会の司会をし、夜は義兄と共にW杯サッカーのドイツ戦を鑑賞し、木曜日に帰ってきました。私が北見にいない23日(祝・水)は、妻が北見ユースと共に紋別を訪問し、Y神学生による祈祷会と紋別の街をめぐりながら親睦を持ってもらいました。

 明日はいよいよアドヴェント第1週の礼拝です。北見でも紋別でも、希望の光が灯されていくことでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが追いかけてくる1日でありますように。


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