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【#126】ナンバー、テン?

電光掲示板と搭乗の控え

 先週の関東出張(7/10-13)の帰りのことです。羽田空港の保安検査場を通過する前に、自分が乗る便の搭乗口を確認します。なぜなら、最寄り空港の女満別空港は地の果てにある空港だからか(北見地域は、アイヌの人々から「地の果て」と呼ばれていました)、時々、バスに乗って飛行機の待機場まで向かう搭乗口になることがあるからです。その場合、少し早めに搭乗口へ向かうようにしています。

▲ 女満別行きの搭乗口は「21」を表示(2023年7月13日)

 保安検査場の通過はチェックイン機能を兼ねていて、ICカードなどの搭乗券をかざすと感熱紙の用紙(ご搭乗案内の控え)が出てきて、便名や搭乗口、座席、時間などの搭乗案内が出てきます。ここで「?」がありました。保安検査場を通過する前に電光掲示板で確認した搭乗口は「21」でした。しかし手元に出てきた用紙には「10」と表示されているではありませんか。

▲ 搭乗口が「10」(2023年7月13日)

驚き

 搭乗口の変更はよくあことですが、表示の違い、しかも数分前に確認した番号と違うのは初めてで、改めて保安検査場のすぐ前にある電光掲示板で確認をすると、「21」の表示なのです。「メガネをかけていないから?さらに老眼が進んだ?」と手元の用紙を確認し、さらに電光掲示板を確認しという作業をしばし繰り返していました。すると右隣から声をかけられました。

「ナンバー、テン?」

 警察のような服装をした空港警備員のおじさんが、私の手にある用紙を覗き込みながら、何故か英語風の発音だったのです。どうやら私の風貌から推測して(!?)、アジア系の外国人が搭乗口が分からなくて迷っていると思い、搭乗口を教えようとしてくれたようです。

 私が時々するなんちゃって英語の「Uh-huh 」(アーハン)という受け答えをする余裕もなく、警備員のおじさんが驚くほど流暢な日本語で手元の用紙と電光掲示板の表示が異なることをお伝えしました。すると警備員のおじさんは「この人は日本人だったんだ!」という驚きがすぐに消え去るほどに、私と同じ驚きと疑問を共有してくださり、「JALのカウンターで尋ねるといいですね」と言われました。

▲ よくよく見ると旭川行きの搭乗口も「21」(2023年7月23日)

 JALのカウンターの方に搭乗口の件を尋ねると、この方も驚かれ「手元の案内の『10』で間違いありません。電光掲示板がまだアップデートできていないようなので、すぐに対応いたします。申し訳ありません。そしてありがとうございました」と言われました。羽田空港は広く「10」と「21」では場所が全然違うので、あっち行ったりこっち行ったりしなくて助かりました。搭乗口の表示違い、外国人と間違えられた、という小さな驚きの出来事でした。

 さあ、明日は主日礼拝です。主なる神を礼拝する歩みは、良い意味での驚きが無いはずはありません。明日の礼拝で主なる神が備えておられる驚きを楽しみにしています。(TOP画像は、種蒔きをして66日目のアップルミント。7月22日、本日の様子です。予想と違って横に広がってきています)

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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