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【#190】一言多かったり、少なかったり

よく話すCA

 急なことでしたが、親戚関係のことで、12月25日(月)に広島に飛びました。広島と言っても、北の果てに住んでいる者にとっては、朝7時半に出発し、飛行機を乗り継いで午後4時過ぎに到着しました。バス、飛行機①、飛行機②、バス、JRを乗り継ぎ、片道8時間〜9時間という海外旅行並みのスケジュールですね。

▲ 帰りの飛行機から見えた富士山(2023年12月27日)

 女満別空港から羽田に向かう飛行機で、この日のCAさんは比較的よく話す方でした。何時頃に襟裳岬を通過、何時頃に仙台上空、そして何時頃に筑波山が見えてきます、などなど。そして羽田空港に降り立って駐機場に向かう際、CAさんは下記のように話されました。

 ただ今の東京・羽田空港の気温はマイナス1度でございます。ただ、出発時の気温がマイナス16度の女満別から来ますと、マイナス1度と聞いても寒さが和らぎそうです。とは言いましても、本日の東京の最高気温は13度で、30度ほどの気温差になりますので、どうぞお身体にはお気をつけくださいませ。

 マニュアル通りの挨拶の言葉よりも、こういうちょっとした一言があると、それこそ寒さが和らぎそうですね。

よく話す母

 さて広島空港に到着し、そこから空港リムジンバスで広島駅、そしてJR山陽本線で宮島口まで向かいました。広島も確かに寒いのですが、北海道とは寒さの質が違うという感じです。

▲ JR広島駅(2023年12月25日)

 2012年にも広島に滞在しています(例えば「スクーリングの様子」)。9泊10日の日程に講義約20時間、日曜日の礼拝、午後の証し会(約90分)、そしてキャンプで3回のメッセージと、急遽の証し会(約90分)と詰め込まれていたようです。当時はぎりぎり30代(翌月には40歳)だったので、なし得たことなのでしょう。当時のblogに「もう一生分話したかもしれません・・・。しばらくは、沈黙が必要です」と記していました。

 そして今回の広島では、母と共に過ごすことができました。老老介護をしているので夜中に何度も起きては父の世話をする母。しかしこの期間は父を施設に預けることができたので、ゆっくり眠れたようです。

▲ 母と一緒に食べに行こうかと思ったうどん店(2023年12月26日)

 26日の夜、一緒に夕食を食べに行きました。すぐ近くにチェーン店のうどん屋があり、うどん好きの母を連れて行こうと思いました。しかしせっかく宮島で来たのですから、「あなご、食べる?」と聞くとうなずくので歩いて出かけました。自分で支払った食事の中で、今年一番高いものだと思います。小さな小さな親孝行としてのご馳走です。

▲ 母と食べた「あなごめし」(2023年12月26日)

 母と一緒にいると、次から次へといろんな話題が出てきて、とにかくよく話す母です。時には「もうちょっとご飯が美味しくなるような話しにしてよ〜」と注文をするのですが、親子だから話せることもあるのでしょう。食後、真っ暗になった瀬戸内海に宮島へ行く観光船の光が灯るのを見つめながら、おそらく会う度に横に一回り大きくなった私は、よく話しますが体は会う度にさらに小さくなったのではないかと思う母と並んで歩いていました。(TOP画像は、滞在先から見える宮島)

ご挨拶

 今年はコロナの陽性になった夏、少し中断してしまったこのblogですが、一言多かったり、少なかったりとしている拙文を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。読まれる方々のお一人が、少しでも天を仰ぐもの、神の恵みと慈しみを覚えるものになればと祈りつつ、来年も継続して綴っていく予定です(火、木、土の週3回)。ご贔屓いただければ感謝です。

 さあ、さあ、明日は大晦日。そして年末感謝礼拝です。今年は1月1日が日曜日、そして12月31日も日曜日と、礼拝で始まり礼拝で締めくくる1年となりました。2024年のお正月礼拝は1月1日(月)ではなく、1月3日(水)14時からとなります。このあたりも、地域性に合わせてゆるーくしております。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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