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【#228】今日、帰ります

地の果てから

 昨日から出張中です。12時始まりの委員会で、午後5時ぐらいに終わります。東京近辺だけではなく神戸や広島から参加される先生方もおられますが、皆さん日帰りです。

 しかーし、北の果てに住んでいる私が日帰りをしようとすると、朝一番の飛行機に乗ったとしても到着するのが早くて12時30分〜13時(この日は強風のため延着でした)。そして最終の飛行機は午後17時30分前後なので、余裕をもってだいたい15時過ぎに委員会を後にしなければいけません。すると往復約10時間の移動時間をかけて、滞在時間がたった2時間ほどとなってしまうのです。北見はアイヌ語の意味の通り「地の果て」という場所なのだなあと、実感します。

 2月は皆さん集まられましたが、私はオンライン参加にさせてもらいました。2月に私が教会を留守した時に限って、暴風雪やら氷柱による壁の損傷など、様々なことが起きるからです。本当は3月も天候が荒れたり、花粉症の季節なので本州に出かけたくないのですが、3月頭の加入前研修は責任を担っているので必須となっています。そして昨日の委員会も、3月と4月が1つの大詰めを迎えるので「来てください」と言われ、2月がオンラインで失礼したこともあり出かけることになりました。

桜の木の下で

 その代わりと言うと申し訳ないのですが、来週の聖書学校の入学式は現地参加を遠慮させてもらいました。通信科の担当なので、入学式と卒業式でしかお会いできない学生も多いのですが、いろいろと重なりすぎるといろいろと支障が出てくるので致し方ありません。

 まだ開花はしていませんが、つぼみが少しずつ膨らみつつある、今年が見納めになるであろう校内の桜の木をしばし眺めていました。入学式には美しく咲いているであろう桜を思いながら、今年入学する一人ひとりのこれからに、主なる神が咲かせてくださる花があることを桜の木の下で祈りました。

▲ 今年が見納めになる聖書学校の桜(2024年3月29日)

焦ることなく

 本部施設が改築になるので宿泊棟には泊まれず、近くのホテルも春休みだからか割高になっていたので、空港にやや近いお手頃のホテルを予約しました。ホテルに向かう電車に乗ろうと駅の改札口に行くと、何やら多くの人だかりができていました。「なんだ、なんだ」と思って案内板を見ると、山手線が止まっているではありませんか。

▲ 運転見合わせの案内(2024年3月29日)

 地下鉄に乗っていくべきか、でも山手線一本で行けるところなのに、わざわざキャリーケースをゴロゴロ、ゴロゴロしながら、東京のややこしい地下鉄を乗り換えて、初めての場所へ向かっていく余力はありません。18時半頃でしたが、「いつ運転が再開するか分かりません」というアナウンスの中、どんどんホームに人が混み出してきました。

 しかし私はいたって平然としていました。もしこの日、飛行機に乗って帰らなければならないのでしたら、きっと焦っていただろうと思いますが、あとはホテルに向かうだけという安心感からでしょう。(こういうことがあるので、飛行場にはいつも早めに着くようにしています)山手線は30分ほどで復旧しました。

朝5時起き

 本日は朝5時起きで、金曜夜の喧騒後のくたびれたような都会の街並みをゴロゴロと鳴らしながら、7時の飛行機に間に合うように出てきました。この文章は昨晩の内にほとんどを記して「下書き」設定にしています。そして今朝は空港内でコーヒーを飲みながら余裕をもって確認をし、投稿するという塩梅です。

▲ テレビでよく見る駅前近くに宿泊(2024年3月30日の早朝)

 さあ、北海道に帰って明日のイースター礼拝の準備をします! きっと驚きと喜びの1日となることでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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