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551の豚まんから始まる、大阪人への階段

こんばんは、クラフトビア子です。

551の蓬莱の豚まん、お好きでしょうか。ビア子にとっては、お好み焼きよりも串カツよりも、大阪らしいなあと思う名物です。
関東ではそんなに知られていない551の豚まんですが、あえて言えば横浜・崎陽軒のシュウマイみたいな位置付けの名物。新大阪の駅構内でも、いつでも行列ができる大阪の味なんです。

今晩は、ビア子が551と出会った頃の思い出を書いてみます。


551の豚まんに出会ったときの衝撃

「551の豚まん、おいしいんやで」
と言われたのは、酷暑に訪ねた営業先のお姉さまおばさま方のひとことでした。暑いからと、営業でまわってくる若者向けに、551のアイスキャンデー(※アイスキャンディーではなく、アイスキャンデーなのがポイント)を振る舞ってくださったときの話です。

ちなみに用意されていたアイスキャンデーは種類が多くて、その中から一つ選ぶのも遠慮しつつ、食べるのも客先なので、目を白黒させながら慌てていただいたのを覚えています。

「皮がしっかりしててな、551の豚まんはコンビニの肉まんとは全然違うんやで。そもそも大阪では豚まんやし」

お姉さま方が自慢げにこう話される以上、551とは何なのか、なんで「肉まん」ではなく「豚まん」と呼ぶのか、いろいろわからないけれど、とにかく551の豚まんを早々に食べておかなければならない、とビア子は思いました。

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