クラフトビア子

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クラフトビア子

web編集者・ライター。インタビュー&コラム記事を本業で多数制作。都内の多摩地域在住。クラフトビールはじめお酒好きなアラフォー。料理や庭いじり、旅に出てぼんやりするのも好き。2024年はクラフトビールやドリンク・フードのライターとして活動開始します!毎日投稿はじめました。

マガジン

  • クラフトビア子のお酒と旅と、お気に入りをおすそ分け

    ライター・編集者のクラフトビア子が、お酒や旅、人生がちょっとたのしくなるお気に入りについてゆるっと書く月額制エッセイ集です。ほぼ毎日更新で公開記事が読めるほか、マガジン読者だけの記事も月に数回配信します。前月に無料公開した記事は有料になるので、前月の記事を読みたい方にもおすすめ。ちょっと疲れて息抜きしたい方におすすめです。初月無料で販売中。

  • クラフトビア子の雑記帳

    ノンジャンルなエッセイなどの雑記録です。

  • 日本のクラフトプロダクトがおもしろい!

    主にクラフトビールや日本酒などのアルコールやノンアルドリンク、フードといった、日本のクラフトプロダクトに関するゆるいエッセイから取材記事までをまとめていきます。

  • クラフトビア子の旅行記

    アラフォー・2児の母のクラフトビア子が、気持ちの赴くままに徒然なる旅を振り返るエッセイをまとめています。

  • 海外から見たニッポンのクラフト

    日本のクラフトドリンク&フード好きなビア子が、クラフトの海外事情や海外から見たニッポンのクラフトについて、情報収集してまとめていくマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

あらためての自己紹介。ライター・編集者のクラフトビア子です。

はじめまして。クラフトビア子です。 クラフトビア子のnoteを見つけてくださってありがとうございます。 ありがたいことに少しずつ読んでくださる方が増えているので、あらためて自己紹介をさせてください。 クラフトビア子は何者なのか?ふだんは都内でインハウスのWeb編集者・ライターをしています。 Webメディアの記事コンテンツの企画・制作・各種数値のグロースを考えるなどしています。チームマネジメントもしています。 関西人の夫とともに二人の子どもを子育て中。子どもが思春期に差し

    • 別れと悲しみが通底するヒーロー譚。アンパンマンに助けられた子育て黎明期。

      こんばんは、クラフトビア子です。 コテンラジオのファンなのですが、ここのところアンパンマンの作者として有名なやなせたかしさんのシリーズが続いていて、いつも以上に前のめりで聴いています。 子育てするすべての日本人がお世話になっているに違いない、アンパンマン。私自身は幼少期にそれほどアンパンマンに親しんだ記憶はないのですが、保育園時代の息子はそれはもう、アンパンマンが大好きでした。 毎週放送されていたアンパンマンのアニメは録画していたし、映画のDVDは何枚も持っていました。横

      • 今日はねむくてつぶやきだけです。朝は桜エビについて書こうと思ったら、夜は違うことに気がとられてしまって。ネタは本当にミズモノ、あっという間に手からこぼれています。明日は書こうっと。

        • 桜色に染まる桜の樹。顧みられようとそうでなかろうと。

          こんばんは、クラフトビア子です。 開花予報によればそろそろ都内では桜の花が楽しめるはずですが、意外に寒い日が続いていて、開花宣言までは間がありそうです。 咲いたか、まだ咲かないか。お花見の時期が近づくとそわそわしてしまって、近所の桜を確かめに行く季節。この花見待ちの時期になると、必ず思い出す話があります。 みなさんも中学の国語の教科書で読んだのではないでしょうか。大岡信の『言葉の力』の一節、染色家との桜に関する対話を。 開花直前の桜は、枝もピンクに染まる桜の花の淡いピン

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        • 別れと悲しみが通底するヒーロー譚。アンパンマンに助けられた子育て黎明期。

        • 今日はねむくてつぶやきだけです。朝は桜エビについて書こうと思ったら、夜は違うことに気がとられてしまって。ネタは本当にミズモノ、あっという間に手からこぼれています。明日は書こうっと。

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          24本
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          23本
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          17本
        • 海外から見たニッポンのクラフト
          4本

        記事

          平等にやろうとすると、苦しくなるから。

          こんばんは、クラフトビア子です。 気がつけば、夫との暮らしも15年くらい経ちました。 けっこうな年月を一緒に暮らしてきたものです。結婚したては夫といるのがとにかく楽しくて、でも同じくらい我慢したり私ばっかりなんでという、夫への不満も抱えていました。それはたぶん夫も同じだったと思います。私といるのが楽しくて、でも同じくらい私のことで嫌な思いもしたはず。 本格的な喧嘩はそんなにしてこなかったけれど、嫌な空気になることはそれなりにありました。 そうなる原因は十中八九、家事のせ

          平等にやろうとすると、苦しくなるから。

          やはらかに柳あをめる。花見は空振りだったけど、川岸で生まれたビールと。

          こんばんは、クラフトビア子です。 今月初めの桜の開花予報によれば、東京ではそろそろ咲き始める予定だったと思うのですが、意外に気温が上がらず、お花見はまだおあずけのようです。 今日は久しぶりに多摩川を歩いてみましたが、川岸の桜はつぼみが膨らんでいるものの、一輪も咲いていませんでした。代わりに目をひいたのが、河原に植わっている柳の芽吹き。春先だけに見られる、やわらかでぼんやりとした緑色が木々を彩り始めていました。 この芽吹きを見ると、いつも思い出すのが石川啄木の短歌です。とい

          やはらかに柳あをめる。花見は空振りだったけど、川岸で生まれたビールと。

          山の手言葉の衝撃から、地域の言葉の消失を思う

          こんばんは、クラフトビア子です。 みなさんは、日常生活で山の手言葉を聞いたことがあるでしょうか。 山の手言葉とは、東京の山の手方面(物理的に高台の土地。たとえば港区白金台など)で暮らした近代の中上流階級の人たちの言葉です。 都内の西の方に住んでいても、下町のようなエリアで暮らすと「あさひしんぶん」を「あさししんぶん」と言ったり、「バカ野郎」と怒鳴ったりする江戸っ子べらんめえおじさんに出会うことが多く、おばさんも「いやねえ」「そうなのよー」といったちょっと昔のドラマに出てく

          山の手言葉の衝撃から、地域の言葉の消失を思う

          こんばんは。クラフトビア子です。 今日はつぶやきだけ。 中学生の息子の学年末試験が返されました。さんざんな結果に脱力。なぜ間違えたのか、どうして点がとれなかったのか、などと話していると仕事っぽくなって。メンバーができないのも、子どもができないのもこちらの腕しだいなのかも。

          こんばんは。クラフトビア子です。 今日はつぶやきだけ。 中学生の息子の学年末試験が返されました。さんざんな結果に脱力。なぜ間違えたのか、どうして点がとれなかったのか、などと話していると仕事っぽくなって。メンバーができないのも、子どもができないのもこちらの腕しだいなのかも。

          元祖チロルチョコから思う、駄菓子と子どもの世界

          こんばんは、クラフトビア子です。 チロルチョコはお好きでしょうか。チョコ好き・甘いものが好きな我が家では、スーパーでたまにアソート(詰め合わせ)の袋をみかけると、ついつい買って来てしまいます。 今日もいつものように甘いお菓子の棚をみていたら、元祖チロルチョコと書かれたパッケージが。ヌガーが入った1種類だけのチロルチョコの袋詰めでしたが、食べたことのない種類だったので買ってみることにしました。 今晩は、元祖チロルチョコと、そこから思う駄菓子やさんと子どもとの世界について書

          元祖チロルチョコから思う、駄菓子と子どもの世界

          森林浴みたいな秋田杉のクラフトジン

          こんばんは、クラフトビア子です。 花粉がピークで、鼻をティッシュでかみまくっています。なんだか目もかゆい…。花粉さえ飛んでいなければ、心からたのしめる春へと向かう季節なんですが。 さて、今晩はそんな花粉を大量に放出しているスギからつくられたクラフトジンをみつけたのでいただいたよ、という話です。 日本三大美林とは、国内でも特にすばらしい景観をもつ森林のこと。青森のヒバ林、長野県の木曽ヒノキ、そして秋田県の秋田杉です。 ビア子がみつけたのは、秋田杉の葉を材料とした『秋田杉

          森林浴みたいな秋田杉のクラフトジン

          ベックリンの『死の島』。君たちはどう生きるか。

          こんばんは、クラフトビア子です。 ここのところ、食べ物からもお酒からも離れて、頭の中がアートの旅に出ています。 先週になって、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がアカデミー賞を受賞しました。ニュースに接して、うっかりと観に行っていなかったことに気づきまして。あわてて調べてみたら、近所の映画館でまだ上映されているではありませんか。それで、せっかくなので子どもたちを連れて、金曜の夜に観に行ってきました。 今日は、映画の感想というよりは、『君たちはどう生きるか』の作中で明ら

          ベックリンの『死の島』。君たちはどう生きるか。

          天才の悲哀と喜びに共振する、ゴッホアラブ

          こんばんは、クラフトビア子です。 週末に、東京では3月末での開催となるゴッホアライブに行ってきました。 ゴッホアライブとは、かの有名なゴッホの作品を、映像・音楽・香りといった多様なメディアで鑑賞する、新しいスタイルの美術イベントです。 没入感のある展示が話題となり、世界の100都市以上で開催されています。 東京での展示がもうすぐ終了するからか、ビア子が観に行った日も大盛況でした。 そんなゴッホアライブで感じたことを、今夜は書きたいと思います。 オランダからパリ、アル

          天才の悲哀と喜びに共振する、ゴッホアラブ

          今日は私の誕生日なので、仕事終わりに子どもたちと映画を観に行ってきました。映画の感想を話しながら子どもたちとゆっくり歩く、幸せな金曜の夜。余韻をたのしみたいので、記事はお休みします。また明日お付き合いください!

          今日は私の誕生日なので、仕事終わりに子どもたちと映画を観に行ってきました。映画の感想を話しながら子どもたちとゆっくり歩く、幸せな金曜の夜。余韻をたのしみたいので、記事はお休みします。また明日お付き合いください!

          小学生のホワイトデーのお返しを代理で受け取った母の話

          こんばんは、クラフトビア子です。 今日はホワイトデーですね。ホワイトデーですね。(あえて二回言ってみる) 花粉のせいで器官ダメージ半端ない、万年肩こりおばちゃんのビア子です。ここのところのnoteのクオリティが乱高下しているのは、ほぼ寝ながら書いているから。今日はMTG中にぼんやりして、PCのカメラに写っているのをうっかり忘れ、ヤバい顔になって周囲を焦らせました(笑)。 最近ダメな感じのビア子も、今日がホワイトデーであることは、ちゃんと知っています。知っているけど、ホワイ

          小学生のホワイトデーのお返しを代理で受け取った母の話

          砂糖菓子のような虚構の世界に酔う時間。アンドリュー・ロイド・ウェーバーの『オペラ座の怪人』

          こんばんは、クラフトビア子です。 お酒からもクラフトからも、書いていることがだんだん離れてきている気がするんですが(笑)。今晩は、柄にもなく映画・ミュージカルについてちょっと書いてみたいと思います。 本題に入る前に、『オペラ座の怪人』をご紹介みなさんは、人生のターニングポイントや、人生のあるフェーズでの彩りとして、なぜだか毎回出会う映画・ミュージカル作品を持っていませんか。 ビア子の場合、どうやらそれは、アンドリュー・ロイド・ウェーバー版の『オペラ座の怪人』みたいです。

          砂糖菓子のような虚構の世界に酔う時間。アンドリュー・ロイド・ウェーバーの『オペラ座の怪人』

          身投げするホタルイカ。不思議で悲しい春の味覚

          こんばんは、クラフトビア子です。 3月も中旬に近づいて、スーパーの鮮魚コーナーにホタルイカが並ぶようになりました。ビア子的に、春の山菜(タラの芽とか、ふきのとうとか)に次いで季節を感じる食材です。 しばらく店頭でみかけるけれど、夏の兆しとともになくなってしまうホタルイカ。見かけたらとりあえず買って、パスタにしたり、酢味噌につけたり、アヒージョにしたりと、せっせと食べています。 ちなみに沖漬けも好きだし、干したものも好き。 調理も簡単だし、お酒のつまみにもピッタリなホタル

          身投げするホタルイカ。不思議で悲しい春の味覚