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伊良コーラの“プロトタイプ缶”にさっそく魅了されて、どうしよう

クラフトコーラの発祥であり、先駆者。言わずと知れた「伊良(いよし)コーラ」の缶製品が、2023年春に販売されます。

それに先駆け、プロトタイプ缶を試飲することができました。すっかり魅了されてしまい、居ても立ってもいられないので…。その勢いそのままに、香り・味わい、販売情報をまとめて紹介します。

伊良コーラの “プロトタイプ缶”とは?

2022年12月〜2023年1月まで、伊良コーラ缶の本格製造・販売に向け、国内最大クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」でプロジェクトが公開されていました。

伊良コーラの “プロトタイプ缶”は、そのリターン品として、支援した方のみに贈られた試験品です。

…ついに、クラフトコーラに「缶」が登場する。それが、どのような影響を世の中に与え、クラフトコーラが文化になっていく動きにどのように寄与するのか。期待と希望を胸に、プロトタイプ缶を試飲しました。

伊良コーラ缶 “プロトタイプ”を試飲!

缶と言えば、やはり「プシュッ」という音。伊良コーラ缶も例外なく、心地いい音が耳に届きます。

力を込めて封を開けた勢いそのままに、グイっと飲み干します。

ぷは〜〜〜〜〜!うまい〜〜〜〜〜。

ノスタルジックなコーラの香りに、甘めのスパイスの香り。ライム・レモンのジューシーさに、ほーんの少しだけ苦味、薬膳感。

“あの「伊良コーラ」が、缶でもしっかり再現されている”、そう素直に思えるフレーバーです。しかも、耳心地いい「プシュッ」という音と共に、勢いよく楽しめるなんて!

缶で飲める幸せを、早くも噛み締めるように感じました。

伊良コーラ“プロトタイプ缶”をグラスに開けてみた!

グラスに開けてみると、空間一杯に気泡が発生しました。

ちなみに、缶の炭酸強度は、快感⇄痛いラインの良い塩梅をついていました。そのことが、グラスに開けた時の気泡からも感じ取れて、充填がしっかりされていることがわかります。

伊良コーラのシロップや瓶との違いは?

まず、他の製品とは、原材料が少々違いました。

とりわけ、高麗人参の存在は、缶だけのポイント。

それは味わいにも表れていて、シロップや瓶と比べて、引き締まった爽やかな口あたりでした。

甘ったるいなんてことは一切なく、後味や飲んだあとの口や鼻、喉が心地いいため、グビグビ飲めるな〜という印象です。

その他素材の調整のおかげもあると思いますが、わかりやすいポイントとしては、ここが一つ。

そして、もう一つは、スパイス残渣の入り具合。いわゆる沈殿物のようなものです。

シロップ・瓶に比べて少なく、液体としてクリアで透明感があります。これも、グビグビ飲めるポイントに寄与していたように思います。

伊良コーラ“プロトタイプ缶”の本体をじっくり観察!

白色をベースとした缶に、伊良コーラのロゴと、金色のカワセミ(伊良コーラのモチーフ)が中央に大きくそびえ立つ。

細身なこともあり、カッコよくスタイリッシュです。

カワセミの左下に「伊良コーラ」の紋章を発見。普段は藍色ですが、稀に登場する赤の紋章です。

缶の中で目立つ装飾にしていること、また、新たなチャレンジであることを表現するかのように、いつもと違ったカラーを選んでいるのかな、と勝手に推測します。

そして、反対側には、魔法使いのようなキャラクターを発見。美味しく飲む秘訣が載っています。かわいいなあ。

こういうあしらいも、さらに市民権を得ていく上では重要なポイントですね。

伊良コーラ“プロトタイプ缶”試飲まとめ

✔ 伊良コーラらしい、ノスタルジックなコーラの香り、柑橘のジューシーさ、ほんのり薬膳感があった

 「缶」ならではのポイント①:耳からは「プシュ」のシズル音が聞こえ、味は本格クラフトコーラという至福体験

 「缶」ならではのポイント②:高麗人参由来の引き締まった味や爽やかさ

 「缶」ならではのポイント③:残渣の入り具合が少なく、グビグビ飲める

缶の登場で、伊良コーラの製品ラインは3種になりました。

ご褒美やプレゼント、色んな飲み方で満喫するならシロップ、日常づかいに飲むなら缶、双方いいとこどりで瓶、といったところでしょう。

伊良コーラ缶 販売情報

伊良コーラ缶の一般発売は、2023年春を予定。追って正式な日時や販売場所が発表されると思うので、公式サイトやSNSを要チェックです。

そもそも「伊良コーラ」とは?

100年前のオリジナルコーラレシピをベースに、コーラの実や10種類以上のスパイスを調合して作られるクラフトコーラ。

東京・下落合の神田川沿いに位置する「伊良(いよし)コーラ工房」にて、和漢方職人だった祖父の工房とクラフツマンシップ、火入や行程、道具を引き継ぎ、コーラ職人の手で一 点一点丁寧に作られています。

僕が編集長を務めるCRAFT COLA WAVEでは、「作り始めた理由」や「今後の展望」など、さらに気になる話を綴っていただいています。


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